66万円のリッツカールトン ワイキキに実質0円で5連泊した話【2022年実体験】

2022年9月の中旬、私はザ・リッツ・カールトン・レジデンス・ワイキキ・ビーチに5連泊しました。

同じ部屋を現金で予約すれば、現在(2026年4月)の相場でいうなら、66万円を超える高級ホテルです。しかし宿泊のために支払ったのは実質0円。マリオットボンボイポイントを活用したポイント宿泊でした。(レンタカーを使用していたので、バレットパーキング代は白らっています。)

このホテルには現在までに3回滞在させていただきました。(開業した翌年の2017年、2022年、2023年)合計で12泊。泊まるたびに素晴らしいホテルと実感しています。

また、「ポイントで泊まる価値がとても高いホテル」だと確信を深めており、ハワイでマリオットボンボイポイントを使うなら最優先で検討してほしい宿の一つです。今回は、その理由を実際の数字と体験をもとに詳しくまとめていきます。

2022年9月の5連泊で使用した「ポイント数」

宿泊したのは2022年9月中旬、火曜日から日曜日までの5連泊です。予約はチェックインの約2週間前に、マリオット公式サイトからポイント予約で完了しました。

使用したポイントは379,000マリオットボンボイポイントです。

マリオットボンボイには「5泊すると1泊分のポイントが無料」になる仕組みがあります。5泊の中で最もポイント数が少ない日の分が自動的に免除される仕組みです。つまり実質4泊分のポイントで5泊できるため、長期滞在になるほどお得になります。

同じ条件(9月中旬の火〜日5連泊、デラックスオーシャンビュー・1キング・ソファベッド)で、2026年現在の公式サイトを確認してみると、必要ポイントは458,500ポイントでした。本来は557,000ポイントのところ、最安日の98,500ポイント分が免除されてこの価格です。

同じ部屋を現金で予約した場合は、4,176ドル(約66万円)になります。(マリオット公式才にて、2026年4月に確認。)

リゾートフィーも発生しません

さらに重要なポイントがあります。このホテルにはリゾートフィーが発生しません。

ハワイ・ワイキキビーチに面した高級ホテルでは、1泊あたり50〜60ドル前後のリゾートフィーが宿泊費とは別に請求されることが多いのですが、リッツカールトン ワイキキはその費用がかかりません。

同じリッツブランドのザ・リッツ・カールトン タートルベイ(オアフ島)では、リゾート税として2024年時点で1泊62ドル前後(税込)が発生します。マリオットボンボイポイントで宿泊した場合でも同様に発生しますので、この差は大きいと感じます。

ホテル内のレストランやルームサービス、バレットパーキングを利用しなければ、チェックアウト時の請求はほぼゼロ(チップを除く)です。

実際に泊まって感じたこと|部屋・眺望・施設

全室オーシャンビューの理由

このホテルの最大の特徴は、全室がオーシャンビュー側に面していることです。

ホテルの前面には高層ビルがなく、フォート・デルッシービーチ・パーク(公園)が広がっているため、ワイキキの海まで視界が遮られることがありません。客室フロアは9階以上ですので、どの部屋に泊まっても海が見えます

マリオットボンボイの上位ステータスを持っていなくても、オーシャンビューの部屋に泊まれるという意味で、ポイント宿泊との相性が非常に良いホテルです。

ただし、レジデンス型のホテルであるため、アップグレードはほとんど期待できません。フロントでリクエストすれば高層フロアに配慮してもらえる程度です。私は過去3回の宿泊で22階に1回、23階に2回泊まることができました。(宿泊時のステータスは、ゴールドもしくはプラチナです。)

上限は32階(33階以上はスイートのみ)ですが、低層階でも十分に海は見えますし、夜にライトアップされた幻想的なプールを近くから眺めているも良さそうと、後から思いました。

客室・施設の紹介

リッツカールトンワイキキは、写真のように2つのタワーで構成されています。

リッツカールトンワイキキは、写真のように2つのタワーで構成されています。左のタワーがエヴァ・タワー(2016年開業)、右側がダイヤモンドヘッド・タワー(2018年開業)。

一般的なスタジオタイプ(ワンルーム)でも約46〜57平米と広く、ホテルの客室という、よりコンドミニアムに近い感覚です。キッチン設備も整っており、長期滞在でもストレスなく過ごせます。

客室のラナイから海を眺めた風景。23階より。

客室のラナイから海を眺める時間は、毎回この旅の一番の楽しみです。(今回は23階でした。)

リッツカールトン・ワイキキのラナイから眺める、ヒルトンで毎週金曜日に打ち上げられる花火。賑やかなビーチで間近に見るもの良いですが、静かなラナイのリクライニングチェアに身をまかせ、お酒を片手に花火を楽しむ時間も格別です。

夜風を感じながら特等席で過ごす、優雅で贅沢なひとときがここにあります。

洗練された洗面台やバスルーム。トイレはTOTOのウォッシュレット付き

バスルームはリッツカールトンらしい上質な設備で、アメニティも充実しています。トイレはTOTOのウォッシュレット付きです。

記念日宿泊のウェルカムギフト

今回は記念日の宿泊も兼ねていたため、チェックイン時にサプライズのギフトが部屋に用意されていました。

記念日宿泊のウェルカムギフト。スパークリングワインとチョコレート、レイも。

スパークリングワインのブヴェ・ラデュベ シグネチャー ブリュット(Bouvet Signature Brut)。デンファレ(洋ラン)のデコレーションとともにテーブルに飾られており、部屋に入った瞬間から特別な気持ちになりました。記念日やアニバーサリーでの宿泊の際は、事前にリクエストしておくことをおすすめします。

プールとレストランの利用

8階のロビー階に位置するプールは、海を見渡せる開放的なロケーション

8階のロビー階に位置するプールは、海を見渡せる開放的なロケーションです。ハワイの日差しの中でのんびり過ごすには最高の環境でした。

プールサイドではカクテルを注文できます。マイタイやモヒート、ピニャコラーダなど、ハワイらしいカクテルを片手に過ごす午後は、ポイント宿泊であることを忘れてしまうほどの贅沢感があります。

ナイトプールも幻想的でとても素敵な雰囲気

ナイトプールも幻想的でとても素敵な雰囲気です。

Quiora(クオラ)での夕食と花火

8階にあるレストラン「Quiora(クオラ)」を利用しました

金曜日のディナーは、ダイヤモンドヘッドタワー8階にあるレストラン「Quiora(クオラ)」を利用しました。ハワイの食材を活かしたメニューで、眺望も食事のクオリティも申し分ありません。早めの時間帯に予約しておくことをおすすめします。

ヒルトンの花火を、プライベート空間でゆっくりと楽しみました。

ディナーの後は部屋のラナイへ。毎週金曜夜に打ち上げられるヒルトンの花火を、プライベート空間でゆっくりと楽しめます。これはこのホテルでしかできない体験の一つです。

スタッフの対応

接客の質は非常に高く、フロントスタッフもコンシェルジュも丁寧な対応でした。レジデンスのオーナーに日本人の方が多いためか、日本語を話せるスタッフが多く、英語に不安がある方でも安心して滞在できます。

正直に書くデメリット

バレットパーキングのコストが年々上昇している

このホテルはセルフパーキングが存在せず、バレットパーキングのみです。車を使うたびに1階ロータリーで待つ必要があり、その都度チップも必要です。

駐車料金の推移を振り返ると、ホテル開業翌年の2017年は1泊35ドルでしたが、2022年に40ドル、2023年が50ドルと、宿泊するたびに値上がりしています。2026年時点では公式サイトで確認したところ、60ドルになっています。。

チップを含めると1泊あたりの駐車コストは1万円を超える計算です。ただ、ワイキキは、リッツカールトンワイキキに限らず、周辺のホテルでも50ドル程度はしますので、仕方がないのかもしれません。

ちなみに、東京のラグジュアリーホテルの駐車場代を調べたところ、1泊5,000円から6,500円程度で、最も高いと思われるリッツカールトン東京でも8,000円でした。(2026年4月時点です。)

レンタカーを利用する長期滞在では、この点がコスト面での唯一の痛手になります。

エレベーターの乗り換えが必要

ダイヤモンドヘッドタワーに宿泊する場合、1階の車寄せから客室へ向かう際は、8階のロビーフロアでエレベーターを一度乗り換える必要があります。セキュリティ上の理由かもしれませんが、荷物が多い場合は多少手間にも感じます。

8階のフロントに向かうエレベータ

ダイヤモンドヘッドタワーのエレベーターで1階に降りることもできて、クヒオ通り側へショートカットできます。ただ、「アイランド・カントリー・マーケット」へ行くには非常に便利ですが、裏口のような雰囲気の出入り口で、少し寂しく感じられます。
やはり時間に余裕があるなら、エヴァタワーのフロントや車寄せがある「正面玄関」を利用するのがおすすめです。リゾートらしい華やかな気分で出入りできます。

フロントがコンパクト

ホテルの格式と規模に対して、フロントエリアはやや手狭な印象があります。チェックインのタイミングによっては混み合うこともありました。

コンパクトなフロントデスク

必要ポイントを少なく抑えるコツ

マリオットボンボイのポイント宿泊は、予約状況によって必要ポイント数がかなり変動します。同じ5連泊でも、タイミングによって数万ポイント以上の差が生じることがあります。

実際に、先ほど紹介した2026年9月の同条件でも、日程を2日ずらすだけで、458,500ポイント(火曜日から日曜日)から409,000ポイント(日曜日から金曜日)に下がっています。差にして49,500ポイント。現金換算では相当の金額です。
※金曜日・土曜日の宿泊は、「ポイント利用」「現金払い」共に高めになります。

おすすめの方法は2つです。

まず、公式サイトで定期的に必要ポイントを確認し、安いタイミングで予約すること。予約後に必要ポイントが下がっていた場合は、キャンセルして取り直すことも有効です(ポイントで予約した場合、基本的にチェックインの3日前までキャンセル料は無料です。)。

次に、金曜・土曜を宿泊に含めないようにすること。基本的に、週末(金曜と土曜の宿泊)は需要が高くポイント数も上がりやすい傾向があります。

毎週金曜夜にはヒルトンの花火が打ち上げられますが、ラナイから花火を見ることにこだわらないなら、日曜〜金曜の5連泊にするだけで必要ポイントを大きく節約できます。

どうやって45万ポイントを貯めるか|現実的な方法

458,500ポイントという数字を見て「そんなに貯められない」と感じる方も多いと思います。率直に言うと、ポイントサイト経由の交換だけで45万ポイントを貯めるのは、なかなか難しいかもしれません。

参考までに交換レートを示しておきますと、

モッピーの場合は、1,300ポイントで1,000マリオットボンボイポイントに交換できます。458,500ポイントを貯めるには約569,000モッピーポイントが必要な計算です。

ハピタスでは、500ポイントで330マリオットボンボイポイントのため、同じ量を貯めるには約695,000ハピタスポイントが必要になります。ポイントサイトは補完的な手段として活用しつつ、メインの貯め方は別に用意するのが現実的です。

マリオットアメックスカードの活用が基本

私がメインで活用しているのは、Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード(マリオットアメックス)です。

このカードは日常のクレジットカード利用で100円につき、「3マリオットボンボイポイント」が貯まります。入会キャンペーンで最大95,000ポイントの特典が得られることもあり、日常の支払いをこのカードに集約するだけで、着実にポイントが積み上がっていきます。

また、マリオット参加ホテルでの利用はさらにポイント還元率が高くなる(100円の利用で6ポイント)ため、ハワイ滞在中の支払いはすべてこのカードで行うのがおすすめです。

このカードには友人紹介制度があり、紹介経由で入会すると紹介者・紹介された方の双方にボーナスポイントが付与されます。もしご興味があれば、ぜひ活用してみてください。(記事末尾に紹介リンクを掲載しています。)

マリオットバケーションクラブの説明会参加も有効な手段

もう一つ、多くのポイ活ブログには書かれていない方法をお伝えします。それがマリオットバケーションクラブ(MVC)の説明会への参加です。

マリオットバケーションクラブとは、マリオット系列のタイムシェア(リゾート会員権)サービスです。ハワイのホテル滞在中などに案内を受けることがあり、説明会に参加するだけでも、数万マリオットボンボイポイントをいただけることがあります。

私自身は2014年にコ・オリナ(オアフ島)のMarriott’s Ko Olina Beach Clubの隔年の週権利を購入しており、その際に10万ポイント以上のマリオットボンボイポイントをいただきました。購入しなくても説明会に参加するだけでポイントをもらえますし、「宿泊体験パッケージ」として3〜4泊できる権利をお得な価格でき、その際にマリオットボンボイポイントも提供してもらえる場合があります。

直近では2025年に説明会に参加した際に、マリオットコオリナビーチクラブ、またはマリオットバケーションクラブ ワイキキの1ベッドルームに3泊できる体験パッケージを約1,000ドルで契約できる提案をいただき、さらに5万マリオットボンボイポイントもセットでいただける内容でした。(こちらを契約して2026年に利用させていただきます。)

購入の検討有無にかかわらず、ポイント獲得の機会として説明会参加は非常に有効です。マリオットバケーションクラブについては、別途詳しく記事にまとめる予定ですので、ぜひそちらもご覧ください。

まとめ|このホテルを狙うべき人

ザ・リッツ・カールトン・レジデンス・ワイキキ・ビーチは、「現金では高すぎるが、ポイントなら圧倒的に価値が高い」ホテルです。

特に以下の方に強くおすすめします。

  • マリオットボンボイポイントをある程度貯めている方
  • ハワイに5泊以上の長期滞在を検討している方
  • マリオットボンボイの保有ステータスに関係なく、安定して良い部屋(オーシャンビュー)に泊まりたい方
  • レジデンス型ホテルのゆったりとした空間を求める方

66万円の滞在を実質0円に変えられた体験は、ポイ活を続けてきた中でも特に印象深い成功体験の一つです。マリオットボンボイポイントをマリオットアメックスで地道に積み上げ、機会があればマリオットバケーションクラブの説明会にも参加してみてください。いつかこのホテルのラナイから、ヒルトンの花火を眺める日が来るかもしれません。


本記事の料金・必要ポイント数は2026年時点の情報をもとに記載しています。変動する場合がありますので、予約時は必ずマリオット公式サイトでご確認ください。

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