ワイキキ vs タートルベイ|オアフ島の2つのリッツカールトン、どちらに泊まる?

オアフ島には、同じリッツカールトンブランドでありながら、まるで別世界のような2つのホテルがあります。ワイキキビーチを見下ろす都市型ラグジュアリー「ザ・リッツ・カールトン・レジデンス・ワイキキ・ビーチ」と、ノースショアの大自然に抱かれた「ザ・リッツ・カールトン・オアフ・タートルベイ」です。

両方ともマリオットボンボイポイントで宿泊できますが、「どちらに泊まるべきか」「両方泊まるとしたらどんなプランが理想か」という疑問に、実際に両ホテルに宿泊した経験をもとにお答えします。

私はワイキキリッツに3回(合計12泊)、タートルベイリッツに1回(2泊)宿泊しています。どちらも大好きなホテルですが、その魅力はまったく異なります。あなたの旅のスタイルに合ったリッツカールトンはどちらのホテルか、参考になれば幸いです。

まず知っておきたい|2つのリッツの「決定的な違い」

比較の前に、この2つのホテルには「大局的な違い」があることをご理解ください。同じリッツカールトンブランドでありながら、立地・雰囲気・客層・アクセスのすべてが対照的です。

リッツカールトン ワイキキリッツカールトン タートルベイ
ロケーションワイキキビーチ目前・ホノルル市街地オアフ島ノースショア・大自然の中
雰囲気都市型ラグジュアリー・コンドミニアム形式大自然リゾート・圧倒的な解放感
リゾートフィーなし(ポイント宿泊でも無料)あり(約123ドル/2泊・税込)
レンタカーなくても十分(徒歩・トロリー・Uber)ほぼ必須(周辺にコンビニ・飲食店なし)
空港からの距離車で約20分車で約1時間
日本語スタッフ多い(日本人オーナー層が多いため)ほぼいない
客室設備キッチン付き・広いコンドミニアム型バスタブなし・古さが残る部分あり
ホテル客室の他、バンガローもある
プール大人専用・ファミリーと2種類大人専用・ファミリー・キッズと3種類
アクティビティワイキキ観光・ショッピング・グルメシュノーケル・サーフィン・ゴルフ・乗馬
ビーチワイキキビーチ(賑やか・整備済み)プライベートビーチのような静かな入り江
ホヌに会える確率大
周辺の食事日本食含む多彩な選択肢が徒歩圏ほぼホテル内の3~4店舗のみ(車があれば周辺に名店も多い)
お土産購入非常に便利(お土産ショップが徒歩圏内に多数あり)不便(ホテル内のショップ以外では、ハレイワ等への車での移動が必要)
開業年2016年(エヴァタワー)
2018年(ダイヤモンドヘッドタワー)
2024年にリッツへリブランド
(前ホテルとしては1972年開業)

ポイント宿泊の基本|「5泊すると1泊無料」の仕組みを理解しよう

どちらのホテルを選ぶかを考える前に、マリオットボンボイポイント宿泊の重要ルールを押さえておきましょう。

【重要】5泊で1泊分ポイントが無料になる
マリオットボンボイのポイント宿泊では、連続5泊すると最もポイント数が少ない1泊分が自動的に無料になります。

つまり4泊分のポイントで5泊できるお得な制度です。この特典は1か所での連続宿泊時にのみ適用されます。2か所に分けると適用されません。この仕組みが、滞在日数に応じたホテル選びの戦略を大きく左右します。

マリオットボンボイポイントで5連泊する場合、1泊無料となります。
リッツカールトンワイキキで5連泊する場合の現金・ポイント比較。クリックすると拡大します。

上記の数字は、リッツカールトン・ワイキキに「2026年9月中旬」で「5泊 or 4泊」する場合の「現金費用 or 必要ポイント数」を一覧にした図になります。こちらを例にしてご説明します。
対象のお部屋は、「デラックスオーシャンビュー, 客室, 1 キング, ソファベッド」です。

2026年9月15日(火)~9月20日(日) ※5泊6日のケ-ス

①現金で5泊を予約した場合

5泊6日で 4,176.29ドル。約66.4万円となります。
1泊あたり、約13.3万円で宿泊することができます。なかなかの料金ですね。1泊ならまだしも、5泊を現金で支払う余裕は、私にはありません。。

②マリオットボンボイポイントで、5泊を予約した場合

5泊6日で 「454,000ポイント」となります。
1泊あたり90,800ポイントで宿泊できます。

本来の合計ポイントは、「552,500ポイント」なのですが、2026年9月15日(火)の「98,500ポイント」が消されて「無料宿泊」と書かれています。(文字が小さく見難い場合には、図をクリックすると画像が拡大します。)

連続5泊すると、最もポイント数が少ない1泊分が自動的に無料となって計算されます。
その結果、「454,000ポイント」で5泊することができるのです。

ちなみに、この場合、ポイントの価値は「1ポイント=1.46円」となります。9月中旬は、比較的空いている季節ですので、その時期としては良い数字だと思います。

また、クリスマスシーズンの2026年12月22日(火)~12月27日(日)に5泊した場合、同じ部屋に「586,000ポイント」で予約できますが、これが現金の場合は7,330.47ドル。約117万円です。「1ポイント=1.99円」となります。ポイントの価値が更に高まりますね。

2026年9月16日(水)~9月20日(日) ※4泊5日のケ-ス

③マリオットボンボイポイントで、4泊を予約した場合

ちなみに、4泊5日で予約した場合でも 「454,000ポイント」となります。②の5泊では9月15日(火)の宿泊に必要なポイントが消されていますので、この4泊5日で必要な宿泊ポイント数と同じポイント数になっています。

ですので、マリオットボンボイポイント数に余裕があるのでしたら、5泊で予約した方が絶対にお得です。

4泊の場合は、1泊あたり113,500ポイントで宿泊できる計算です。

この日程を現金で宿泊した場合は、3,350.05ドル。約53万円
1ポイント=1.16円」の計算になります。

マリオットボンボイポイントは、宿泊するホテルが高級になるほど、また、繁忙期になるほど、その価値が高まります。判断基準として、私は1ポイント1円以上の価値となる場合には、マリオットボンボイ・ポイントを使用しても良いと思います。

滞在日数別|最適な宿泊プランの考え方

ハワイ滞在6泊以内の場合|1か所集中がお得

6泊以内なら、1か所のホテルに集中して泊まるのが基本です。5連泊時の「1泊無料」特典を活かせるからです。

ただ、ワイキキに1泊もしないというのは、現実的にはなかなか難しい選択です。初めてのハワイ、あるいは久しぶりのハワイであればなおさら、ワイキキの活気やショッピング・グルメを楽しみたいと感じる方は多いと思います。

旅の目的が「大自然・アクティビティ重視」であればタートルベイに6泊。
「ハワイ旅行らしい・ワイキキの便利さ・都市型リゾート重視」であればワイキキリッツに6泊。
という選択になると思います。(もしくは、ちょっと大変ですけど、「タートルベイ5泊」+「ワイキキリッツ1泊」というのもありかと。。)

タートルベイに1泊だけ?

6泊の旅行日程の場合、「ワイキキリッツに5泊+タートルベイ1泊」という組み合わせも検討できますが、あまり現実的ではないように思います。

まず、5泊特典が適用されるのはワイキキリッツ側のみで、タートルベイの1泊には通常ポイントが必要となり、コストパフォーマンスが低下します。

また、両ホテル間の移動には1.5時間ほど要し、道中の観光や食事を考慮すると、ホテルでの滞在時間はさらに短くなってしまいます。

リッツカールトン・タートルベイの素晴らしさ・良さを味わうには、1泊では短すぎます。最低でも2泊、できれば3泊、大型リゾートを満喫するなら5泊の滞在を検討するのがベストです。

ハワイ滞在7〜9泊の場合|どちらか1か所で5泊がお得

7泊から9泊の旅程では、どちらか1か所で5泊の特典を使い、残りを別の宿泊施設(ワイキキの別ホテルや、コオリナなど)で過ごすのがポイント効率の面では最善です。

旅の目的・スタイルに合わせて、「5泊する場所」を選びましょう。

  • ワイキキリッツに5泊:ショッピング・グルメ・ビーチを満喫。日本食にも困らず、帰国前のお土産購入も便利。英語に不安があっても日本語スタッフが多く安心。
  • タートルベイに5泊:シュノーケル・サーフィン・ゴルフ・乗馬・ノースショアの絶景を満喫。ワイキキでは体験できない「もう一つのハワイ」へ。ただしレンタカーは必須。
海外リゾートの高級ホテルらしい雰囲気のあるプール

ハワイ滞在10泊の場合|5泊×2か所が理想形

10泊の余裕があれば、両ホテルにそれぞれ5泊ずつという「究極のオアフ周遊」が実現します。両ホテルでそれぞれ「5泊で1泊無料」特典を使えるので、ポイント効率も最大限に高まります。

10泊の黄金スケジュール(推奨)

  • 前半5泊:タートルベイ(体力のある旅の前半に大自然・アクティビティを思い切り楽しむ)
  • 後半5泊:ワイキキリッツ(旅の疲れが出てきても、ワイキキなら日本食を食べて胃を休ませることもできます。のんびりとビーチで過ごしてリカバリーできる・ショッピングも徒歩圏内)

10泊プランの詳細|大まかなスケジュールイメージ

前半5泊:タートルベイでアクティブに過ごす

ホノルル空港到着後、レンタカーを借りてそのままノースショアへ向かいます(所要約1時間)。体力が充実している旅の前半に、タートルベイならではのアクティビティを存分に楽しみましょう。

  • ホテル前の入り江でシュノーケリング(ホヌ=アオウミガメに出会える確率大)
  • サーフィン体験(ノースショアらしい大きな波)
  • ゴルフや乗馬・テニスなどリゾートアクティビティ
  • ワイメア渓谷やハレイワの町へのドライブ
  • ガーリックシュリンプの屋台やカフクファームへの立ち寄り
  • 「Beach House by Roy Yamaguchi」でのビーチサイドディナー

プールも大人専用・ファミリー・キッズと3種類あり、プールサイドバー「Sunset」でノースショアの風を感じながらのランチもおすすめです。

後半5泊:ワイキキリッツで優雅にリラックス

タートルベイからワイキキへ移動したら、レンタカーは最寄りの営業所へ返却します(ワイキキ滞在中は車不要)。旅の後半はワイキキリッツで贅沢にリラックスを。

  • 全室オーシャンビューのラナイで朝のコーヒーを楽しむ
  • ワイキキビーチの波打ち際を散歩
  • 金曜夜はラナイから花火鑑賞(ヒルトン恒例の花火)
  • 日本食で胃腸を休める(徒歩圏内に多数あり)
  • DFSやアラモアナでお土産のショッピング
  • 「Quiora(クオラ)」での特別ディナー

慣れない食事が続いて胃が疲れてきたり、帰国日が近づいてお土産が気になってきたりするのは、旅の後半に多いです。ワイキキは日本食もお土産も徒歩圏内でカバーできるので、後半に持ってくるのが合理的だと実感しています。

レンタカーの考え方

10泊プランでは、レンタカーの使い方も重要です。

空港到着時にレンタカーを借り、タートルベイで5泊。その後ワイキキに移動したタイミングで、近くの営業所(ワイキキ周辺に複数あり)へ返却するのが基本の流れです。

タートルベイ滞在中は、車があることでノースショアのドライブやハレイワ・ガーリックシュリンプ屋台・カフクファームなどを気軽に楽しめます。ワイキキ滞在中は、トロリーやUber・徒歩で十分に動けるため、車を手放しても特に困ることはありません。

ハワイでは、5日間借りても1週間借りても、レンタカー費用は「ほぼ同じ」になることが多いです。ただ、「5泊で返すのはもったいない」と考える必要はありません。ワイキキでの車の維持コスト(バレットパーキング:60ドル/泊+チップ)を考えると、あまり車を必要とされないのでしたら、早めに返却した方がトータルで安上がりになります。

レンタカーの費用について

上記のような説明をしていますけど、私たちの場合、ハワイ滞在中はレンタカーを最大限に利用しています。(ハワイ到着日に借りて、日本への帰国日に返却しています。)

航空券や宿泊費をお得に利用できている分、夫婦で大切にしているのは「好きな時に好きな場所へ行ける自由」です。ドライブや観光、食事を比較的アクティブに行動していますので、私たちにとって移動の自由度は、かなり優先したいことの一つです。


リッツカールトン・タートルベイは、2024年のハワイ旅行時に宿泊させていただきました。この時の移動を支えてくれたのが、ハーツレンタカーで借りたメルセデス・ベンツの「GLC300」です。

当初、一つ下のクラスを予約していたのですが、カウンターでのリクエストなしに無料でアップグレードしていただくという、嬉しいサプライズがありました。導入されたばかりの車両だったのか、走行距離はわずか1,000マイル程度。内外装とも新車同様の輝きを放っていました。

1週間のレンタルで、費用は487.35ドル。当時の為替レート(約150円)で計算すると、日本円で約7万3千円ほどでした。この料金にはフルカバーの保険はもちろん、ガソリン満タン分の代金(空の状態で返却できるオプション)まで含まれています。

高級SUVをこのコンディションと条件で、円安の状況のなか、1日あたり1万500円程で利用できるというのは、日本では絶対に考えられないコストパフォーマンスでした。毎回旅行ではレンタカーを借りていますので、日本より米国でレンタカーを借りる方が安いことは理解していましたが、過去の利用と比較しても、ダントツにお得だったと思います。

荷物が少なくて、車の車種にも拘らない場合には、更にお得にレンタカーを借りることもできます。

ただ、注意することもいくつかあります。
まず、空港で借りられる米系レンタカーでは、原則英語での対応になります。(ワイキキでしたら、日系のレンタカー屋さんもあるようです。)
また、ご存じのように、「左ハンドル・右側通行」です。慣れている方は限られると思います。そして、米国本土やマウイ島・ハワイ島などと比べると、ワイキキ周辺は運転が少し大変かもしれません。一般道については、

  • 一方通行が多い
  • 「赤信号時の右折が不可」な交差点が意外と多い
  • 立体駐車場が狭い

また、ワイキキ周辺のフリーウェイ(高速道路)については、

  • 都内の首都高のように曲がりくねっている
  • 毎日の生活で利用している地元民が多く、走行ペースがかなり速い
  • インターチェンジが沢山あって、車の出入りが激しい
  • 朝夕の通勤ラッシュは渋滞が酷い

などがあげられます。
それでも、ワイキキやダウンタウンから離れれば、カイルアやハレイワ・ノースショア、コウリナなどは運転しやすい道路状況へと一気に変わります。

日本の運転免許証」で運転OK(車のレンタルもOK)ですし、何より行動範囲が格段に広がりますので、まだ海外で運転したことが無い方は、一度チャレンジしてみることを検討してみてはいかがでしょうか。

宿泊に必要なポイント数(目安)

2026年4月時点での目安として、参考数値をご覧ください(時期・部屋タイプ・予約状況によって大きく変動します)。

宿泊パターン目安ポイント数備考
ワイキキリッツ 5泊(4泊分)約374,000〜586,000P5泊特典で1泊無料。リゾートフィーなし
タートルベイ 5泊(4泊分)約404,000〜600,000P5泊特典で1泊無料。別途リゾート費用約310ドル
ワイキキリッツ5泊+タートルベイ5泊約910,000〜1,160,000Pそれぞれ5泊特典適用。合計現金出費:リゾートフィー約310ドルのみ

上記ポイント数はあくまで目安です。公式サイトでの定期確認と、「ポイントセーバー」の活用で大幅な節約が狙えます。実際に私は当初の予約から52,800ポイント節約できました。

あなたはどちらのタイプ?|ホテル選びのチェックリスト

次のチェックで、あなたに向いているホテルがわかります。

ワイキキリッツが向いている方

  • ワイキキビーチや観光・グルメ・ショッピングを楽しみたい
  • 日本食や日本語対応のある環境で安心して過ごしたい
  • レンタカーなしで動きたい
  • 帰国前にお土産をまとめて買いたい
  • 毎週金曜夜の花火をラナイから優雅に楽しみたい
  • 全室オーシャンビューの眺望を満喫したい
  • リゾートフィーなしで、ポイント宿泊のコスパを最大化したい

タートルベイが向いている方

  • ワイキキの喧騒から離れた、静かな大自然のリゾートに滞在したい
  • シュノーケル・サーフィン・ゴルフ・乗馬などアクティビティを楽しみたい
  • ホヌ(アオウミガメ)と出会いたい
  • ノースショアのダイナミックな波と夕焼けを見たい
  • レンタカーを使って島の北側をドライブしたい
  • 圧倒的な開放感のあるロビーと3種類のプールを楽しみたい
  • ハワイに何度も来ているが、ワイキキとは違う顔を見てみたい

まとめ

同じリッツカールトンでも、ワイキキとタートルベイは「都市型ラグジュアリー」と「大自然リゾート」という、まったく異なる体験を提供しています。どちらが優れているというより、あなたの旅のスタイルや滞在日数によって最適解が変わります。

  • 6泊以内:1か所に集中(5泊特典を活用)。旅のスタイルに合わせてどちらかを選ぶ
  • 7〜9泊:どちらか1か所で5泊の特典を使い、残りは別の宿で
  • 10泊:前半タートルベイ5泊後半ワイキキリッツ5泊の「理想の二刀流」

必要なポイント数は多くなりますが、両方に5泊ずつ泊まれるのであれば、それぞれ「4泊分のポイントで5泊できる」特典が2回適用されます。ポイントさえ準備できれば、これ以上に贅沢なオアフ旅行はなかなかありません。

マリオットボンボイポイントの貯め方が気になる方は、マリオットアメックスカードの活用が基本です。日常の支払いをこのカードに集約するだけで、着実にポイントが積み上がっていきます。それぞれのホテルの詳しい宿泊記も参考にしてください。

各ホテルの詳しい宿泊記はこちら

それぞれのホテルの実体験レポートも合わせてご覧ください。

66万円のリッツカールトン ワイキキに実質0円で5連泊した話【2022年実体験】

41万円のリッツカールトン タートルベイに約2万円で2泊した話|ポイントセーバーも活用

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