マリオットアメックスプレミアムカードの特典・メリットを正直に解説【2026年・年会費改定後版】

マリオットアメックスプレミアムカードの特典・メリットを正直に解説

2025年8月の大幅改定以降、マリオットボンヴォイ・アメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カード(以下、マリオットアメックス)への評価が大きく割れています。年会費が49,500円から82,500円(税込)へと大幅に引き上げられ、世間では「改悪」と語られることも多くなりました。

私は旧SPGアメックス時代からこのカードを長年保有し、ハワイには15回以上渡航しています。オアフ島コオリナにマリオットヴァケーションクラブのタイムシェアも所有しており、マリオット系列とは長いつきあいです。そんな立場から、改定後も持ち続けているのかどうか、正直な理由も含めてお伝えします。

結論を先に書いておくと、「万人にお勧めとは言えないが、ハワイ旅行でマリオット・ヒルトン系列を活用するポイ活層には、まだ十分に価値がある」というのが私の見立てです。

マリオットボンヴォイアメックスプレミアムカードのイメージ

2025年8月改定の内容を整理する

まず事実として改定内容を整理します。良い変化・悪い変化の両方があります。

項目改定前(〜2025年8月)改定後(2025年8月〜)
年会費(基本カード)49,500円(税込)82,500円(税込)
無料宿泊特典の取得条件年間150万円以上年間400万円以上
無料宿泊の上限ポイント〜50,000P〜75,000P(+25,000P追加で最大100,000P)
プラチナエリート取得条件年間400万円以上年間500万円以上
入会時エリート資格ゴールドエリートゴールドエリート(変更なし)
ポイント還元率(一般利用)100円→3ポイント100円→3ポイント(変更なし)
Marriott系列ホテル利用100円→6ポイント100円→6ポイント(変更なし)
家族カード1枚目有料無料

⚠️ 改定で特に影響が大きい2点

  • 年会費が33,000円アップ(49,500円→82,500円)。年間コストとして重い変化。
  • 無料宿泊の取得条件が150万円→400万円に。月33万円以上の決済が必要になった。

一方で、改定によって「改善」された点もあります。特に無料宿泊の上限が最大100,000ポイントまで拡大されたことは、ハワイの高カテゴリーホテル(リッツカールトンなど)をポイントで狙う層には追い風です。

それでも持ち続けるべき人はどんな人か

私が考える「改定後も保有する価値がある人」の条件を整理します。

月34万円以上(年400万円以上)カード決済できる
無料宿泊特典の取得条件を達成でき、年会費との差し引きでプラスになりやすい。ハワイの高カテゴリーホテルで使えば現金換算で10〜15万円以上の価値になる場合も。
年1〜2回ハワイや海外のMarriott系列ホテルに泊まる
ポイントを無料宿泊やマイル交換に使う機会が多いほど、保有メリットは大きくなる。リッツカールトン・ハワイやウェスティンなど高単価ホテルを活用するなら特に有効。
ANAマイルやJALマイルへの交換でハワイ特典航空券を狙っている
100円→3ポイントの還元は、ANAマイルに換算すると実質1%相当。メインカードとして日常使いしながら、ポイントをマイルに変換するルートとして活用できる。
家族カード1枚目が無料になる恩恵を受けられる
改定で家族カード1枚目が無料になった。家族の利用分も基本カードにポイント集約されるため、夫婦でカードを持てば実質的なポイント獲得効率が上がる。

❌ 一方で、解約・乗り換えを検討すべき人

  • 月20万円未満しかカード決済しない(無料宿泊条件の達成が難しい)
  • Marriott系列ホテルにほとんど泊まらない
  • ポイントをマイルに交換する予定がない
  • プラチナエリートステータスを主目的に保有していた(500万円条件は現実的でないケースが多い)

主要な特典を詳しく見る

① ゴールドエリート会員資格(自動付与)

カードを保有するだけでMarriott Bonvoyのゴールドエリート会員資格が付与されます。通常は年間25泊以上が必要なステータスで、以下の特典が受けられます。

  • ポイント25%ボーナス(ホテル宿泊時)
  • レイトチェックアウト(空き状況による、通常14時まで)
  • ウェルカムギフト(ポイントまたはアメニティ)
  • 客室アップグレード(空き状況による)

私の経験では、ゴールドエリートでもハワイの繁忙期には客室アップグレードはほぼ期待できません。ただし、閑散期のウィークデイであれば一段階上の客室に案内されることがあります。レイトチェックアウトは実用性が高く、ハワイ滞在の最終日に重宝しています。

② 無料宿泊特典(年間400万円利用達成で付与)

改定後の無料宿泊特典は最大75,000ポイント分の宿泊が1泊無料になります。さらに自分のポイントを最大15,000ポイント追加すれば、合計100,000ポイントまでのホテルを無料宿泊の対象にできます。

📌 ハワイで75,000〜100,000ポイントで泊まれるホテルの例

ホテル目安ポイント数現金価格(目安)
リッツカールトン・オアフ・タートルベイ60,000〜85,000P7〜15万円/泊
リッツカールトン・レジデンシズ・ワイキキ70,000〜95,000P8〜20万円/泊
ウェスティン・ナナリ・コオリナ40,000〜70,000P5〜10万円/泊
シェラトン・ワイキキ40,000〜60,000P4〜8万円/泊

※ポイント数・価格はシーズン・客室タイプによって大きく変動します。参考値としてご確認ください。

私が2024年に宿泊したリッツカールトン・オアフ・タートルベイは、ポイントセイバーを活用して通常より少ないポイントで宿泊できました。現金価格で1泊10万円超えのホテルを無料宿泊特典で押さえられれば、年会費82,500円の元は十分取れます。

③ ポイント還元率とANAマイルへの交換

日常のカード決済で100円につき3ポイント、Marriott系列ホテルでの宿泊・飲食では100円につき6ポイントが貯まります。

利用シーン獲得ポイントANAマイル換算
日常決済(スーパー・公共料金など)100円→3P約1.0マイル
Marriott系列ホテル100円→6P約2.0マイル
※60,000P以上まとめてANA交換+25%ボーナスマイル加算(3P→1.25マイル相当に)

ANAマイルへの交換は「3ポイント→1マイル」が基本ですが、60,000ポイント以上をまとめて交換すると25%のボーナスマイルが加算されます。例えば60,000ポイントを交換すると、通常20,000マイルのところ25,000マイルを受け取れます。

この仕組みを使えば100,000ポイントのANAマイル換算は約41,600マイル。ANAのホノルル線ビジネスクラス(往復約160,000マイル必要)に向けて、着実に積み上げていくことができます。

④ 海外旅行傷害保険・空港ラウンジ

  • 海外旅行傷害保険:最高1億円(利用付帯)。ハワイ旅行時の医療費リスクに対応できる補償額。
  • 国内空港ラウンジ:国内主要空港のラウンジが無料で利用可能。
  • 手荷物無料宅配:国際線利用時に往復各1個の手荷物宅配が無料。ハワイ帰りの荷物が多い際に重宝。
  • スマートフォン・プロテクション:スマートフォンの破損・盗難を補償(免責あり)。

海外旅行傷害保険の1億円という補償額はハワイでも安心できる水準です。ハワイは医療費が非常に高額なため、補償の手厚さは旅行者にとって重要な選択基準のひとつです。

年会費82,500円の元が取れるか?シミュレーション

改定後の年会費82,500円に対し、どのくらいの価値を引き出せるかを試算します。

特典・価値概算価値
無料宿泊特典(リッツカールトン・タートルベイ1泊)80,000〜150,000円相当
年間400万円利用で貯まるポイント(日常利用)約120,000P→ANAマイル約50,000マイル相当
家族カード1枚目無料(改定後)実質0円(旧制度では有料)
海外旅行傷害保険(ハワイ年1回利用)別途保険加入不要(数千〜1万円相当)
手荷物無料宅配(ハワイ往復)往復約4,000〜6,000円相当

無料宿泊特典を高カテゴリーホテル(リッツカールトン・ハワイなど)で使えれば、それだけで年会費82,500円を上回る価値を得られます。私の場合、毎年ハワイで1泊分のリッツカールトン相当の宿泊をポイントで押さえているため、年会費に対して十分なリターンを感じています。

💡 元を取るための最重要ポイント

無料宿泊特典は低単価ホテルで使うと価値が半減します。1泊3〜4万円程度のホテルで使っても年会費の元は取れません。ハワイのリッツカールトン・ウェスティン・シェラトンなど、現金価格で7万円以上のホテルに当ててはじめて、年会費82,500円とのバランスが取れます。

私がこのカードを持ち続けている理由

正直に言うと、改定の内容を見たときに一度は解約を検討しました。年会費が33,000円アップというのは、簡単に受け入れられる金額ではありません。

ただ、冷静に自分の利用状況を振り返ると、判断は「継続」になりました。理由は以下の3点です。

第一に、毎年ハワイに行くことが前提となっているため、無料宿泊特典を必ず使い切れること。第二に、オアフ島コオリナのMVCタイムシェアを所有しているため、マリオット系列のポイントをホテル宿泊以外にも様々な形で活用できること。第三に、旅トクくらぶや他サイトでも指摘されている通り、年間400万円の決済条件は事業経費・家族カードを合算すれば私の場合はクリアできる水準だということです。

一方で、年に1〜2回程度しか海外に行かない方や、Marriott系列ホテルにほとんど泊まらない方には、改定後の年会費に見合う価値を引き出すのは難しいと正直に思います。そういった方には、ヒルトンアメックスや他のマイル系カードへの乗り換えも選択肢として十分検討する価値があります。

ハワイのマリオット系列ホテルで過ごした実際の写真(コオリナ周辺またはリッツカールトン)

よくある質問

Q プラチナエリートは500万円利用でないと取れないのですか?
A カード決済経由でのプラチナエリート取得条件は年間500万円利用となりました。ただし、Marriott系列ホテルへの実際の宿泊泊数を積み上げる方法(年間50泊)は従来通り有効です。また、マリオットヴァケーションクラブ(タイムシェア)のオーナーはプラチナエリートを取得しやすい経路があります。
Q 一般カードとプレミアムカード、どちらを選ぶべきですか?
A 一般カードは年会費34,100円・無料宿泊条件が年間250万円、上限50,000ポイント(最大65,000ポイント)です。ハワイの高カテゴリーホテルを狙うなら上限が高いプレミアムカードが有利ですが、コスト面では一般カードも選択肢です。月34万円以上決済できる方にはプレミアムカード、それ以下であれば一般カードを検討してみてください。
Q ポイントの有効期限はありますか?
A Marriott Bonvoyポイントは、24ヶ月間ポイントの増減(獲得・使用のどちらか)がない場合に失効します。カードを日常的に使っていればポイントが定期的に加算されるため、実質的に失効の心配はほとんどありません。
Q 入会するなら公式から直接申し込む方がよいですか?
A アメックスには「ご紹介プログラム」があり、既存会員の紹介URL経由で申し込むと入会ボーナスポイントが上乗せされる場合があります。公式直申し込みと紹介経由の特典を比較してから申し込む方が、より多くのポイントを獲得できる可能性があります。
詳細はこちらの紹介URL案内ページをご覧ください。

まとめ:改定後も「ハワイ特化型ポイ活」には有力な選択肢

マリオットアメックスの2025年改定は、確かに多くの人にとって「改悪」と感じる内容でした。年会費33,000円アップ、無料宿泊条件の大幅引き上げ、プラチナエリート条件の厳格化——これらは事実であり、軽く受け流せるものではありません。

ただ、改定によって無料宿泊の上限ポイントが100,000ポイントまで拡大されたことは、ハワイの高カテゴリーホテルを狙う層には実質的な改善です。年間400万円以上の決済が可能で、ハワイや海外のMarriott系列ホテルを積極的に活用するなら、引き続き保有価値は十分あります。

📋 このカードが向いている人のまとめ

  • 月34万円以上(年400万円以上)カード決済できる
  • 毎年ハワイや海外のMarriott系列ホテルに宿泊する
  • ANAマイルやJALマイルへの交換でビジネスクラスを狙っている
  • 家族カードを活用してポイントを効率よく貯めたい

申し込みを検討されている方は、ぜひ紹介URL経由での申し込みもご検討ください。通常より多くの入会ボーナスポイントを受け取っていただけます。

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    ※このフォームの送信をもって、マリオットボンヴォイ・アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードの紹介プログラムのご案内を受け取ることに同意したものとみなします。

    マリオットアメックスプレミアムカードで貯めたポイントを活用したハワイ滞在の写真

    本記事の情報は2026年5月時点のものです。カードの特典・年会費・条件等は予告なく変更される場合があります。最新情報は必ずアメリカン・エキスプレス公式サイトにてご確認ください。