軽井沢マリオット宿泊記の後編です。今回は、このホテルの滞在で楽しみのひとつになっている朝食ビュッフェについてご紹介します。
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朝食ビュッフェの基本情報
軽井沢マリオットの朝食料金は、大人4,850円、お子様(4〜12歳)2,500円。この金額だけ見ると少し高いと感じる方もいるかもしれませんが、後でご紹介する内容を見ていただければ、むしろ十分に元が取れる充実ぶりだとわかっていただけると思います。
なお、マリオット プラチナエリート以上のステータスの方は、朝食を無料で楽しむことができます。複数泊する場合は毎朝の朝食が全て無料になりますので、プラチナステータスを持っていることの恩恵として、非常に大きな特典のひとつです。
品数は、とても全部食べきれないほど豊富です。軽井沢やその周辺、長野県でつくられる野菜・魚・特産品が和食から洋食まで幅広く揃っており、信州の恵みをここまで一度に楽しめる朝食はなかなかありません。
ドリンクコーナー ― 搾りたてジュースが嬉しい
レストランの右奥から手前に向かって、各カウンターに並べられたドリンクや料理の数々をご紹介します。
まずはドリンクコーナーからです。コーヒーは軽井沢を代表する老舗「ミカドコーヒー」のコーヒーマシンが設置されています。
また、牛乳は一般タイプと低脂肪タイプ、さらに豆乳も揃っています。こだわり派の方も心配ありません。

特に目を引くのが、搾りたてのスクイーズドジュース3種類(パイナップル・オレンジ・グレープフルーツ)とブルーベリーバナナ豆乳スムージーです。

搾りたてならではの、果物本来の自然な甘みと爽やかな酸味が広がります。朝一番にこれを飲むだけで、体が目覚める感じがするのは、搾りたてジュースならではですね。
搾りたてジュースの右側には、通常のジュース4種類(リンゴ・オレンジ・トマト・野菜)も並んでいます。

デザートコーナー ― フルーツとヨーグルトが充実
デザートコーナーには、ヨーグルト・コンポート・カットフルーツが揃っています。

ヨーグルトはプレーン・低脂肪・ストロベリーの3種類。好みに合わせてはちみつ・黒糖・きな粉などをトッピングできます。
プレーンヨーグルトに地元産はちみつをひとたらしするだけで、ぐっとリッチなヨーグルトになります。

カットフルーツはスイカ・メロン・オレンジ・リンゴ・ブルーベリーと、季節感のある種類が並んでいます。信州のフルーツの美味しさは格別で、特にリンゴはさすがの産地らしいクオリティです。

コンポートはリンゴや白桃など4種類。甘く煮込まれた果物を、そのままヨーグルトに合わせるのもおすすめです。
フルーツ・コンポートとグリルトマトの間にあったシリアルコーナーの写真を撮り忘れていましたので、ご紹介できません。ごめんなさい。
ホットミールコーナー ― 洋食の定番がしっかり揃う
あらびきソーセージとグリルトマトが並んでいます。軽井沢は豚肉の産地としても知られており、あらびきソーセージはジューシーな食べ応えが楽しめます。

ホットミールコーナーには、左から、ベーコン、ハッシュドポテト、ブロッコリー、キノコソテー、ミックスビーントマトソース、スクランブルエッグと、洋食の朝食定番メニューが揃っています。

エッグステーション ― シェフが目の前で作ってくれる
朝食ビュッフェのハイライトのひとつが、エッグステーションです。シェフが目の前で、リクエストに応じてオムレツや目玉焼きなどを仕上げてくれます。
作りたてを食べられるというのは、ビュッフェでは意外と贅沢なことで、できたてのふわふわオムレツはそれだけで一皿の価値があります。

和食コーナー ― 信州ならではのラインナップ
軽井沢マリオットの朝食で特に印象深いのが、信州の食文化が色濃く反映された和食コーナーです。
本日のおにぎりに加えて、信州のローカルフード「おやき」が並んでいます。
おやきは小麦粉や米粉を水でこねた生地に、野沢菜・切り干し大根・かぼちゃなどの具材を包んで焼いた長野県の郷土食です。ここ軽井沢でいただくと旅情もひとしおです。
長野県産の牛すじ煮込みもあります。

海がない信州(長野県)では、古くから保存の効く「塩サバ」が海産物の貴重なタンパク源として重宝され、独自の食文化が根付いています。

信州とえいば信州蕎麦。おそばの右側には漬物コーナーも。長野県産の野沢菜やなめ茸、小谷漬けなどの漬物や総菜が色々とあります。

おかゆ・朝カレー(信州牛野沢菜カレー)・信州味噌のお味噌汁・窯で炊いたご飯まで揃っており、和食だけで朝食を完結させようとしてもお腹がいっぱいになってしまいます。
信州味噌の味噌汁は、ひと口いただくだけで「長野に来た」という実感が湧いてきます。

サラダ・チーズコーナー
サラダやチーズのコーナーです。夕方からはバーラウンジのドリンクが並んでいるカウンターですが、朝食では新鮮で爽やかなサラダで溢れています。

グリーンカールやフリルレタス、水菜、トレビスなど新鮮な高原野菜が並びます。

中央にはスモークサーモン・ソーセージ・ハムも並んでいます。右側にはコーン、海藻サラダ、ニンジン、オニオン、トマトなども。

ドレッシングは5種類(収穫みそドレッシング・信州りんごドレッシング・サウザンアイランド・青じそ・フレンチ)に、オリーブオイルやバルサミコも揃っています。
シェフのイチオシである「収穫みそドレッシング」と「信州りんごドレッシング」は信州ならではの一品で、野菜と合わせるとこれだけで食欲が増します。

チーズはエダム・ゴーダ・カマンベール・クリームチーズなど複数種類が揃い、クラッカーも添えられています。
朝からチーズの盛り合わせが楽しめるのは、ちょっとした贅沢感があります。

パンコーナー
最後にパンコーナーです。
パンは地元・軽井沢の名店「浅野屋」のものが8種類(角食パン・カンパーニュ・プチプール・プチホイート・ソフトロール・バゲット・クロワッサン・ショコラ)。
浅野屋は1933年創業の老舗で、軽井沢を代表するベーカリーとして地元でも旅行者にも長年愛されています。
軽井沢でパンを買うなら浅野屋、というほどの知名度があるお店のパンが朝食ビュッフェでいただけるのは、かなり嬉しいですね。

さらに、プレーンマフィン・キャラメルバナナマフィン・ストロベリーカスタードデニッシュ・アップルカスタードデニッシュも並び、仕上げにバニラ香るフレンチトーストとワッフルまで。
甘い系のパンとスイーツが充実しているので、朝からデザート気分で楽しむこともできます。

ジャムも充実しており、地元「浅間農園」のりんご・いちご・ブルーベリー・あんずのジャムが4種類。
また、ヌテラ・ノンシュガーマーマレード・ピーナッツバター・コーヒースプレッドも揃っており、パンとの組み合わせを楽しむだけでも時間が過ぎていきます。

実際にいただいたもの
私はまず、サラダと浅野屋のパンをいただきました。信州りんごドレッシングをかけたサラダは、爽やかな酸味があって朝にぴったりです。
また、エッグステーションでミックスオムレツを作っていただきました。具材の選び方によって自分好みの仕上がりにできるのが、エッグステーションの楽しみです。

妻はおかゆ・味噌汁・塩サバ・納豆・漬物各種というしっかりとした和食スタイル。旅先でも自分のペースで食べられるのが、ビュッフェの良いところです。

その後もカレーやフルーツ、ヨーグルトなどをいただいたのですが、美味しすぎて食べることに夢中になってしまい、後半は写真を撮るのをすっかり忘れてしまいました(笑)。
品数があまりにも多くて、全種類を制覇しようと思うと、何泊かしないと難しそうです。

お腹が十分に満たされて部屋へ戻る際、レストランの入口に持ち帰り用のコーヒーが用意されていましたので、1杯いただいて部屋に持ち帰りました。こうした細やかな気遣いが、滞在の満足感を上げてくれます。

朝食を終えて ― 何泊かしてゆっくり楽しみたい
軽井沢や周辺地域を中心に、長野県の特産や名物が和食から洋食までこれだけ揃っている朝食ビュッフェは、食べることが好きな人には本当に満足度の高い体験です。
地元の老舗・浅野屋のパン、浅間農園のジャム、信州蕎麦に信州味噌の味噌汁、おやき、信州牛カレー・・・と、ひとつひとつを丁寧に選んでいると、長野県の食の豊かさをあらためて感じます。
1回の朝食では全種類を制覇できないほどの品数ですので、何泊かしてゆっくり楽しみたいという気持ちになります。
チェックアウト後は軽井沢・嬬恋方面へ
ホテル側からレイトチェックアウトのご提案もいただいたのですが、この日は天気が非常に良く、この後の予定もあったため、早めにチェックアウトしました。
軽井沢から北上して群馬県の嬬恋方面へ向かい、浅間山の麓に広がる溶岩台地「鬼押し出し園」を散策。壮大な自然の造形物を眺めながらのんびり歩くだけで、日常のざわつきが静かにリセットされる感じがします。
その後、地元の農家が直接販売する新鮮野菜直売所「久保農園」へ立ち寄り、キャベツの「麗峰419」などの野菜をたっぷり購入。地元のそば処「地粉そば処 みのり」では、名物の「えごまそば」と「くるみそば」を堪能しました。お隣の群馬にも寄りたいお店が沢山あります。
ホテルでの充実した時間と、チェックアウト後の信州ドライブと食体験が合わさって、1泊2日とは思えないほど内容の濃い旅になりました。
軽井沢マリオットは、ホテル単体でもその周辺の観光と組み合わせても、長野県の魅力を存分に感じられる拠点として、今後もまた訪れたいと思っています。
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