カライワイキキビーチ宿泊記の2回目です。前回(No.1)はラナイからの景色、虹や花火に特化してご紹介しました。
今回は、2025年6月から進められているホテル全体のリニューアルを経た客室の様子を、リニューアル前後の比較写真も交えながら詳しくご紹介します。
▶ 前の記事:【2026年5月 カライワイキキビーチ宿泊記 No.1】ラナイからの絶景 トリプルレインボーや金曜花火を眺める
カライワイキキビーチのリニューアル
カライワイキキビーチは、2024年2月に「トランプ・インターナショナル・ホテル・ワイキキ」から「カ・ライ・ワイキキビーチ、LXRホテルズ&リゾーツ(Ka La’i Waikiki Beach, LXR Hotels & Resorts)」として生まれ変わりました。

LXRはヒルトンの最上位ブランドのひとつで、その土地に根差した伝統文化や歴史・自然といった地域の魅力に、温かなホスピタリティを融合させた運営スタイルが特徴です。
「カライ(Ka La’i)」とはハワイ語で「穏やかさ」「安らぎ」「平和」を意味する言葉です。ハワイの自然と穏やかなおもてなしの精神を表しています。
そのコンセプト通り、2025年6月からホテル全体のリデザイン・アップグレードが実施されています。洗練されたハワイアン文化を基調にした、モダンで国際色豊かな空間へと生まれ変わっています。

トランプ時代の内装は全体的に濃いめの色合いで、重厚感のある家具や調度品が多い印象でした。しかしリニューアル後は、高級感はそのままに、より上品でリゾート感のある雰囲気に変わったと感じました。個人的には良い方向への変化だと思っています。
ホテルとレジデンスの機能を兼ね備えた造りは、長期滞在を楽しみたい方にも向いているホテルです。今回宿泊した部屋は、以前と比べてかなり大きくリニューアルされていましたので、できるだけ詳しくご紹介していきます。
19階エレベーターホール
エレベーターは4基。19階のエレベーターホールは、壁と天井がパステルグリーンで統一されており、床の絨毯は淡いグリーン系をベースにピンクや暖色系の花柄デザインです。
トロピカルすぎず、上品なリゾート感が自然に出ていて、以前よりも好みの雰囲気がでています。

廊下も同じ色調・デザインで統一されており、エレベーターを降りた瞬間から、LXRのコンセプトらしい一貫した世界観が保たれています。

19階オーシャンビューの部屋へアップグレード
今回宿泊したお部屋は、デラックス オーシャンビューでした。(スタジオタイプ・19階の1917号室)
また今年も、ヒルトンのクレジットカードの利用条件をクリアして得た無料宿泊特典による宿泊(2泊)です。通常でしたら、シティビューで10階以下のお部屋が提供されることになります。
ただ私は、ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードを活用し、ダイヤモンドステータス会員を取得しています。
閑散期ということもありますが、おそらくダイヤモンドステータスの特典が発揮されて、オーシャンビューのお部屋、かつ19階までアップグレードしていただけたのかと思います。
このアップグレードを提供いただけるかどうかで、滞在の満足度はかなり変わってきますので、本当にありがたいですね。
ラグジュアリーホテルの素晴らしい部屋に無料で宿泊できるだけでなく、ダイヤモンド特典として2泊で合計100ドル分のホテルクレジット、さらに、プロセッコ・スパークリングのギフトもいただきました。
ちなみに、カ・ライ・ワイキキビーチの客室は、スタジオタイプでも50平米近い広さがあります。2名で利用する場合でしたら、快適なリゾートステイを楽しめる十分な広さです。

部屋の扉の内側には、フロア全体の間取り図が貼られています。1917号室の位置(赤線枠)を確認すると、オーシャンフロントの部屋のすぐ隣です。海にとても近い部屋になります。
非常時の避難経路を把握するうえでも役立ちますので、部屋に入ったら最初にこのマップを確認しましょう。

玄関からリビングへ
部屋に入ると最初にキッチンがあります。昨年に利用した部屋と比べて、全体的に明るい色使いで、上品な雰囲気へと大幅にリノベーションされたことが、すぐにわかりました。
カライワイキキビーチはコンドミニアムをホテルとして提供しているスタイルのため、スタジオタイプ(スーペリアゲストルーム/デラックスルーム)の部屋でも、簡易キッチン(キチネット)が完備されています。
ただ、キチネットとはいっても、ファーマーズマーケットで購入したフルーツをカットしたり、プレートランチをテイクアウトし、レンジで温める程度であれば十分な設備が揃っています。
グラス・お皿・カトラリーも充実しています(キッチンの詳細は次回の記事でご紹介します)。

キッチンを抜けると、左手にクローゼット、右側にバスルームがあります。いずれも次回の記事で詳しくご紹介する予定です。

リビング&ベッドルーム ― 明るくモダンに
廊下を抜けるとリビング&ベッドルームです。落ち着いた色調でまとめられており、全体的に柔らかく穏やかな雰囲気があります。
重厚だったトランプ時代の雰囲気から一変して、明るくて上品、モダンで居心地の良い空間に生まれ変わっていました。リノベーションを経てからの初めての宿泊でしたが、「いい部屋になったな」という印象を正直に感じました。

テーブルは丸みを帯びた2段構成のデザインで、見た目にも遊び心があります。部屋全体で曲線が多く使われており、直線的でシャープだった以前の雰囲気とはかなり対照的です。
ベッドのヘッドボードやサイドテーブル、スタンドライトも、穏やかで上品な雰囲気でまとめられています。主張しすぎず、それでいてしっかり個性がある、バランスの良いデザインだと思います。

ソファーから窓の方向を見ると、ワイキキの海が視界に入ってきます。部屋の中にいながらオーシャンビューが楽しめるのは、19階のオーシャンビュールームならではです。

テレビボードも変わりました。以前はオーソドックスなタイプでしたが、リニューアル後は表面に凹凸があってデザイン性の高いタイプに。以前ワークデスクがあった場所には、カフェテーブルセットとフロアランプが置かれています。

実際の宿泊者にとって、ワークデスクよりカフェテーブルの方が、使い勝手がよいと思いますので、これは良い変更だと感じました。

ランプ類も個性的でした。ベッドサイドテーブルのランプと、ソファー横のテーブルランプは、それぞれ曲線をうまく活かしたデザインで、灯りを点けたときの柔らかい雰囲気が部屋全体の印象をさらに和らげてくれます。

ライトスイッチも使いやすく
ライトのスイッチは、リビングから廊下に入る壁の両側の2カ所と、ベッドサイドにあります。
灯りを3段階で調整できるので、食事のとき・テレビを観るとき・寝る前など、場面に合わせて使い分けられるのが便利です。


玄関横の壁には、一斉オン・オフが可能なスイッチが付いています。
出かけるとき・帰ってきたときにまとめて操作できるので、使い勝手が良いです。右側はプライバシー/サービスの表示灯スイッチです。

エアコンの操作パネルも見やすくなりました。
機能自体は以前と大きくは変わっていませんが、表示が見やすくなった分、直感的に操作しやすくなっています。

ラナイ ― 風景・夕焼け・夜景が全部楽しめる
部屋の中から、またソファーやベッドからでも、このようにワイキキの海を存分に見渡すことができます。
ただ、この部屋の大きな魅力のひとつが、広いラナイ(バルコニー)です。三角形のユニークな形をしており、面積もかなり広く取られています。

椅子とテーブル、オットマンが一式揃っており、色やデザインも可愛らしくて、ここで過ごすだけで十分なリゾート感があります。

日中の景色
ラナイから海側を向くと、ワイキキの海が広がります。また、手前にはフォートデルッシー公園の緑が広がっています。
低層のハワイ陸軍博物館以外に視界を遮るものがなく、ほぼ何もない状態で海を見渡せます。緑と海のバランスが良くて、目に優しい景色です。

中央にはアイナハウ・トライアングル公園越しに、ヒルトン・ハワイアンヴィレッジのコンドミニアムやホテルが立ち並びます。また山側(街側)を向くと、高層ビル群の背後にコオラウ山脈が控えています。
ハワイのコオラウ山脈周辺は曇りがちで雨が降りやすく、なかなかすっきりと晴れてくれません。
ただ、この山間にもたらされる雨やスコールがあるからこそ、ハワイの豊かな大自然が育まれ、美しい森や花々が咲き誇るのだと思います。そう考えると、この恵みの雨も喜んで受け入れたくなりますね。

ホテルを出発する日の朝、晴れているにもかかわらずダブル(以上の)レインボーが出ました
ヒルトンのレインボータワーと合わせ「トリプルレインボー」と勝手に呼んでいますが、これが見られるのはこのラナイだからこそです。

夕焼け・夜景・花火の光景
ラナイは西を向いているため、夕暮れ時の景色も格別です。海がオレンジ色に染まる夕焼けをここから眺めると、旅の疲れが一気に癒されるような気持ちになります。

夜景は、海側もビーチ沿いに灯りが点在していて、それも綺麗ですが、個人的には山側の夜景の方が見ごたえがあると感じています。公園や駐車場のライトと建物の灯りが対比されて、見ていて飽きない景色になっています。


そして、この部屋の最大のハイライトといえば、ヒルトンが毎週金曜に打ち上げる花火です。このラナイから正面で花火を見ることができます。
この花火を目当てに、3年連続で金曜日にカライワイキキビーチへ宿泊しています。花火の詳細は、No.1の記事でもご紹介しています。

リノベーション前後の比較
過去の宿泊時と今回の写真を並べて比較すると、変化がよりはっきりわかります。
上段がリノベーション前(2024年10月もしくは、2025年5月)に撮影、下段がリノベ後の今回(2026年5月)撮影した写真になります。
ベッド&ソファー
ベッド・ソファー・テーブル・ランプ・壁の絵まで、全て入れ替わっています。
以前は重厚感のある落ち着いた色調でまとめられていましたが、リニューアル後は部屋全体が明るくなり、曲線を多用した柔らかくモダンな印象に変わりました。
ソファー前のテーブルは2段構成で以前より少し小さくなっていますので、家族で食事をする際は少し使いにくさを感じるかもしれません。ただ、2人での利用には問題のないサイズです。

ソファーからラナイ方向
テレビボードが、オーソドックスなタイプから表面に凹凸のあるデザイン性の高いタイプに変わりました。
以前ワークデスクがあった場所はカフェテーブルセットとフロアランプになっています。ワークデスクよりカフェテーブルの方が、ホテルとしての使い勝手は良いと思います。

カフェテーブルの椅子は少しカジュアルな印象ですが、リゾート感には合っています。
バスルーム
シンク台・大きな鏡・壁掛けライト、トイレのウォッシュレットやバスタオル掛けのフックなど、大理石部分(浴槽や床、一部の壁)以外はほぼ全て変更されています。
シャワーも使い勝手の良いタイプに変わりました。深くて大きなバスタブはそのまま残されており、これは変わらずに嬉しいポイントです。

キッチン
キャビネットは、重厚なマホガニー製から明るく爽やかなデザインへ、また、カウンタートップやバックスプラッシュもモダンな印象へと一新されました。
ドアの横壁に設置されたライトスイッチも、個別のオン・オフタイプから、一斉オン・オフと3段階調光が選べるタイプに変更されており、使い勝手が大幅に向上しています。

次回の記事では、キッチン・バスルーム・クローゼットの詳細をご紹介します。
▶ 次の記事:【2026年5月 カライワイキキビーチ宿泊記 No.3】キッチン・バスルーム・クローゼットを詳しくご紹介
▶ カライワイキキビーチ宿泊記 No.1:ラナイからの絶景 ― 虹・花火・夕焼け
▶ カライワイキキビーチ宿泊記 No.2:リニューアルされた客室・ラナイの紹介
▶ カライワイキキビーチ宿泊記 No.3:キッチン・バスルーム・収納を詳しくご紹介
▶ カライワイキキビーチ宿泊記 No.4:レストラン「Bloom Cafe」で朝食を
▶ カライワイキキビーチ宿泊記 No.5:プールでのんびり・穴場空間
▶ カライワイキキビーチ宿泊記 No.6:フィットネス・ロビー・メインロビーのリノベ状況



















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