カライワイキキビーチ宿泊記のNo.3です。今回は、大幅にリニューアルされたキッチン・バスルーム、そして収納についてご紹介します。
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キッチン ― コンドミニアム型ホテルならではの設備
カライワイキキビーチは、コンドミニアムをホテルとして提供しているスタイルです。
スーペリアゲストルームやデラックスルームのスタジオタイプでも、簡易キッチン(キチネット)が完備されています。
「キチネット」と聞くと、最低限の設備だけを想像する方もいるかもしれませんが、カライワイキキビーチのキチネットはかなり充実しています。
ファーマーズマーケットで購入したフルーツをカットしたり、プレートランチをテイクアウトしてレンジで温めたり、ちょっとした料理をする程度であれば、まったく不便を感じません。

長期滞在者にとって、毎食外食しなくて済むという選択肢があることは、体の疲れを和らげるうえでもありがたいものです。
そのキッチンが、今回のリニューアルで大きく変わりました。以前の重厚なマホガニー製キャビネットから、洗練された明るく爽やかなデザインへ。
いちばん目につくカウンタートップやバックスプラッシュも、モダンな印象へと一新されています。
カウンタートップとコンロ
キッチン中段のカウンタートップは、これまでの御影石から現代的なクォーツ(石英)素材へと変更されています。
クォーツは御影石に比べて傷やシミに強く、メンテナンスがしやすいのが特徴です。色合いも明るくなり、キッチン全体がすっきりと清潔感のある雰囲気になりました。

カウンターの左端にはキッチンペーパー。水栓が最新の設備に変わりました。以前は少し使い勝手が悪かったのですが、リニューアル後はかなり洗いものがしやすくなったと感じられました。
ネスプレッソのカプセル式コーヒーメーカーも標準で備え付けられています。朝の一杯をホテル内で手軽に楽しめるのは、長期滞在では嬉しいですね。
そして、コンロはWolf(ウルフ)製のIH。Wolfはプロ仕様の厨房機器メーカーとして知られていて、アメリカを代表する最高級キッチン家電ブランドです。

簡易キッチンでも、Wolfのコンロが備わっているのは少し驚きでしたが、カライワイキキビーチが公式サイトでも追及されている「自宅のような上質の快適さ」へのこだわりが伝わってくる、素敵な設備だと思います。
カウンターの右端には、携帯用容器のウォーターボトルが2本、木製のアイスペール(氷入れ)とカクテルシェーカーが置かれています。ハワイらしいリゾート感のあるさりげないアイテムです。

上段の食器・グラス類
上段の左側には食器類がまとめられています。ワイングラス、大小のコップ、水滴や結露が付きにくい二重構造のダブルウォールグラスも用意されていました。
コーヒーカップや4種類のお皿・ボウルなど、それぞれ4客ずつ揃っているので、少人数での食事には十分な設備です。

電子レンジ(KitchenAid製)― 使い方のポイント
電子レンジはKitchenAid製です。KitchenAidはアメリカを代表するキッチン家電ブランドで、スタンドミキサーやミキサーなどでも世界的に知られています。

ただ、アメリカ製の電子レンジは、日本のものとは操作方法が少し異なるため、初めて使うときは戸惑うかもしれません。基本的な使い方をご紹介します。

手順はシンプルで、
- 「Cook Time」を押す
- 温める時間を入力する
- 「START」を押す
この3ステップです。
②の時間入力が、最初のポイントです。
たとえば30秒温めたい場合は「30」と入力すると「0:30」からカウントダウンが始まります。
また、2分温めたい場合は「200」と入力すると「2:00」からカウントダウンします。
その他、単純に数字1桁を押すだけで、その分数のカウントダウンがすぐに始まる簡単なモードもあります。「3」を押せば3分、という具合です。
私たちは主にプレートランチのテイクアウトやスーパーで購入したロティサリーチキンを温める使い方しかしませんでしたが、それだけでも十分に活躍してくれました。
電子レンジの右側の棚には、ミキサーとまな板、タオルも置かれています。ちょっとした食材を刻んだり、スムージーを作ったりするにも十分な設備です。

下段 ― ゴミ箱・調理器具・炊飯器まで
下段の左側には、ゴミ箱が2つ設置されています。一般ゴミ用とリサイクル用に分かれており、ハワイのリサイクル意識の高さが感じられます。

右側の引き出しには調理器具とカトラリー一式が入っており、お箸まで用意されていました。日本人旅行者への配慮が感じられます。

その下の段には、象印の炊飯ジャーとトースターがあります。炊飯ジャーが備わっているのは、日本人旅行者にとっては特にありがたい設備です。
スーパーで購入したお米を炊いて、テイクアウトのおかずと一緒にいただくというスタイルも、長期滞在では選択肢のひとつになります。
また、見難くて申し訳ないのですが、炊飯ジャーの上の段にはツヴィリングの包丁セットが使い切れない程用意されています。また、ワインオープナーも一緒にありました。

IHコンロの下の引き出しには大小の鍋(マルチパン)が収められています。

さらに、その下の段にはフライパンが大小2枚。実際に料理をしたい方にとっても、一通りの調理器具が揃っています。

下段の右端にはミニ冷蔵庫があります。購入してきた飲み物や食材の保存に使えて便利です。

バスルーム ― レインフォールシャワーが加わり大幅に使い勝手向上
バスルームもリニューアルで大きく変わりました。前回のNo.2記事でリノベ前後の比較写真をご紹介しましたが、変化の大きさが一目でわかる内容でした。

シャワーの大幅改善 ― レインフォールシャワー追加
シャワー周りの変化も大きいです。リノベーション前はハンドシャワー1つのみで、シャワーフックも高低2カ所の固定式でした。背の低い方や女性にとっては、使い勝手がいまひとつだったと思います。
リノベーション後は、天井から降り注ぐレインフォールシャワー(オーバーヘッドシャワー)が新たに加わりました。
さらに、ハンドシャワーは高さを自由に調整できるスライドバー式に変更されています。シャワーの選択肢が広がり、毎日のシャワーが格段に快適になりました。

好みや気分によってレインフォールとハンドシャワーを使い分けられるのは、リゾートホテルとしての体験をぐっと引き上げてくれます。
バスアメニティが「モハーヴェゴースト」に変更
バスアメニティも変わりました。2023年のトランプ時代は「ナチュラビセ(Natura Bissé)」でしたが、カライワイキキビーチとしてリブランドした2024年以降は「モハーヴェゴースト(Mojave Ghost)」に変更されています。
モハーヴェゴーストは、ストックホルムで誕生したラグジュアリーフレグランスブランド、「BYREDO(バイレード)」が展開するコレクションのひとつです。
モハーヴェ砂漠の幽霊を意味するその名前の通り、清涼感のある乾いた砂漠の空気と、淡い花の香りが交差するような、独特でどこかミステリアスな香りが特徴です。
シャワーやバスタイムの時間が少し特別なものになります。

バスタブ・トイレ・洗面台
大理石で囲まれた深くて大きなバスタブはそのまま残されています。このバスタブは以前から好きな設備のひとつでしたので、リノベーション後も残してもらえて良かったです。
ゆっくりとお湯に浸かりながら旅の疲れを癒すには、シャワーよりもバスタブの方がやはり心地よいです。

トイレはTOTOのウォッシュレットが新調されています。海外のホテルで日本のウォッシュレットを使えるのは、日本人旅行者には正直かなりありがたいです。

洗面化粧台と大きな壁掛けミラーは、明るい色合いで曲線を取り入れたデザインに変わり、高級感もあります。照明も変更されており、全体的に顔周りが明るく見えるようになりました。

収納 ― 大型スーツケース2個が並ぶ余裕の広さ
最後に収納をご紹介します。長期滞在が多い方にとって、収納の充実度は部屋選びの重要なポイントのひとつです。
クローゼット
クローゼットはバスルームの前に位置しています。十分な大きさがあります。

左側にはハンガー一式とバスローブが2着、スリッパも2足用意されていました。
リノベーション後に設置されたと思われる右側のチェスト(引き出し収納)には、セーフティボックス(金庫)とスチーマーアイロンなどが用意されています。


チェストの引き出しは3段あります。上段に収められていたスチーマーアイロンを袋から出してみると、コンパクトながらしっかりとした機能が期待できそうなモデルでした。
旅先でシャツを整えたい場合にも安心です。テレビボードの収納も合わせて使えば、2泊程度の短期滞在なら衣類の置き場所には困りません。

玄関横のスーツケース収納
最後の収納は、客室ドアを入ってすぐ横のスペースです。大型スーツケースが2個、横並びで収まるほどの余裕ある広さがあります。
上にもまだスペースが残るくらいゆったりしていますので、スーツケースを広げたまま部屋に置いておいても邪魔になりません。
今年は15泊という長旅で、スーツケースを3個持ち込んだ私たちも、収納スペースに困ることはありませんでした。

まとめ ― コンドミニアム型ならではの充実した設備
カライワイキキビーチのキッチンとバスルームは、今回のリニューアルで使い勝手が大きく改善されました。
キッチンは外見だけでなく、Wolfのコンロやクォーツ素材のカウンタートップなど素材のグレードも上がっており、象印の炊飯ジャーやミキサーなど長期滞在を支える道具も揃っています。
バスルームはレインフォールシャワーとスライドバー式ハンドシャワーの追加によって、シャワータイムの快適さが段違いに向上しました。
大理石のバスタブとTOTOのウォッシュレットも、ホテルとしての安心感を高めてくれています。
普通のホテルとは一線を画した、コンドミニアム型ならではの充実した設備と空間 ― カライワイキキビーチの滞在をより豊かにしてくれる要素が、この客室には詰まっています。
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