2024年10月と2025年5月、私は「カ・ライ・ ワイキキビーチ LXRホテルズ&リゾーツ」に2回宿泊しました。そして2026年5月にも3回目の宿泊を予定しています。
同じ部屋を現金で予約すれば、2泊で34万円以上かかる高級ホテルです。しかし私の実際の負担はほぼゼロ。使ったのはクレジットカードではなく、クレジットカードの「特典」です。
マリオットボンボイポイントを使ったリッツカールトンのポイント宿泊とは仕組みが異なりますが、「クレジットカードを日常的に使うだけで、ハワイの最上級ホテルに無料で泊まれる」という意味では、お得度は最大級と感じています。今回はその仕組みと実際の滞在体験をまとめます。
ホテルの概要|ワイキキ西側の静かな高級ホテル
[ここにフロントロビーの写真を挿入]
カ・ライ ワイキキビーチは、2009年にトランプ・インターナショナル・ホテル・ワイキキ、5つ星ホテルとして開業し、2024年にヒルトンの最上級ブランド「LXRホテルズ&リゾーツ」にリブランドされたホテルです。
場所はワイキキ西側のエリア。フォート・デルッシービーチ公園が徒歩圏内、ビーチウォークに面した好立地で、自家製フルーツアイスで知られる高橋果実店(ヘンリーズ・プレイス)のすぐ隣です。リッツカールトン ワイキキとも同じエリアに位置しています。
ロビーはラグジュアリーブランドらしい、高級感のある落ち着いた雰囲気です。フロントは6階に位置しています。ワイキキの大型リゾートのような派手さはありませんが、ワイキキの喧騒から少し離れた静かなエリアで、コンドミニアム型の広い客室と落ち着いた雰囲気を好む方に向いているホテルです。
私の宿泊実績
これまでの宿泊は以下の通りです。
- 1回目:2024年10月中旬、金曜日から2泊、12階 デラックスオーシャンビュー
- 2回目:2025年5月下旬、金曜日から2泊、13階 デラックスオーシャンビュー
- 3回目:2026年5月下旬、金曜日から2泊(予定)
3回連続で同じホテルを選ぶのには理由があります。それだけ「ヒルトンアメックスとの組み合わせ」としての活用度(お得度)がとても高いホテルだからです。
現金で泊まるといくらかかるのか
2026年5月2日時点で、ヒルトン公式サイトにて同じ日程(2026年5月22日〜24日、デラックスオーシャンビュー、ダブルベッド2台)を現金で確認したところ、税金・リゾートフィー等込みで合計2,140ドル(約34万円)でした。
現金予約の場合はリゾートフィーとして1泊40ドルが含まれています。ただ、ポイントや無料宿泊特典で予約する場合にはこのリゾートフィーが免除されるため、現金での予約との差は、宿泊代金以上に広がります。それだけ、ポイントや無料宿泊特典を活用した宿泊の方がお得となります。
どうやって実質無料で泊まったか|ヒルトンアメックスの仕組み
私が活用しているのは「ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード」です。年会費は66,000円と決して安くはありませんが、このカードを年間300万円以上使うことで、2つの重要な特典が得られます。
1つ目は「ダイヤモンドステータス」です。年間200万円以上の利用でヒルトン・オナーズのダイヤモンド会員資格を得ることができます。
2つ目が「ウィークエンド無料宿泊特典(2泊分)」で、年間300万円以上の利用で得られます。この特典でカバーできる部屋はヒルトン・オナーズポイントで110,000ポイントまでの客室で、具体的には低層階(9階以下)のスーペリア パーシャルオーシャンビュー(広さ:約400ft²)やデラックス シティビュー(約500ft²)が対象になります。
ただし、ここからがポイントです。
ダイヤモンドステータスによるアップグレードが決め手
私はダイヤモンド会員のため、過去2回の宿泊ともに、無料宿泊特典の対象客室からデラックスオーシャンビューへのアップグレードをしていただけました。フロアも10階以上に配慮いただいています。
無料宿泊特典だけではシティビューの低層階になる可能性がありますが、ダイヤモンドステータスとの組み合わせによって、オーシャンビューの高層フロアが現実的になります。結果として、34万円の部屋に実質無料で泊まれるという構図が成立しているわけです。
実際に泊まってみた体験
客室とラナイ

一般的なホテルの客室とは異なり、コンドミニアムに近い広さと設備が印象的です。もともとトランプ・インターナショナルとして開業したホテルだけあり、客室の作り込みには高級感があります。

ラナイからの眺望は素晴らしく、ワイキキの中でも「遮るもののない開放感」と「公園の緑と海のコントラスト」が唯一無二の魅力です。ワイキキビーチ(正確にはフォート・デ・ルッシー・ビーチ)方面の海が一望できます。

金曜日の夜は、ヒルトン・ハワイアン・ビレッジで打ち上げられる花火をラナイから鑑賞できます。リッツカールトン ワイキキと同じエリアに位置するホテルならではの楽しみです。プライベートな空間でお酒を片手に花火を眺める体験は、何度経験しても特別なものがあります。
F&Bクレジットの活用
ラウンジや朝食の無料サービスはありませんが、その代わりに「フード&ベバレッジ・クレジット(F&Bクレジット)」として1泊1人あたり25ドルのクレジットが付与されます。2人で宿泊する場合、1泊につき50ドル分が利用できます。
注意点が1つあります。このクレジットは1泊ごとの適用で、使わなかった分は翌日に繰り越せません。100ドルの食事をしても50ドルしか適用されませんので、毎日うまく使い切るよう計画することが大切です。

6階レセプション横にある「Wai’olu Ocean Cuisine(ワイオル オーシャン キュイジーヌ)」では、夕食後に寄らせていただき、夜景を望みながらお酒を1杯ずつとおつまみをいただきました。ハワイの食材を活かした料理で、クレジットを活用するのに十分なクオリティです。

「In-Yō Cafe(陰陽カフェ)」の朝食ビュッフェも、F&Bクレジットの使い道として最適です。1人分のビュッフェ代をクレジットでカバーできますので、実質的に半額で利用することができます。ルームサービスでお酒を注文する際にも活用できます。
2泊2人の場合、合計100ドル(約1.5万円相当)のF&Bクレジットが付与される計算ですので、食事をうまく組み合わせれば宿泊費と合わせて実質負担をほぼゼロにすることも可能です。
実際には、2人で夕食・朝食ビュッフェを普通に利用すれば、「F&Bクレジット」の金額を超えてしまいますが、それでも十分お得に利用できるので、とてもありがたいです。

正直に書くデメリット
バレットパーキングのみで、駐車コストが高い
高級ホテルではよくあることですが、このホテルもセルフパーキングはなく、バレットパーキングのみです。2025年時点でのバレットパーキング料金は1泊55ドルで、チップも都度必要です。レンタカーを利用する場合には、1泊あたりの駐車コストが相当な金額になります。
私自身もレンタカーを使用するため、この駐車費用だけは実費が発生しています。無料宿泊特典で宿泊費を抑えられている分、ここはやむを得ないコストとして受け入れています。レンタカーを使わずホテル周辺で過ごす場合は、この問題は生じません。
プールが狭く、大人にはやや物足りない
プールはホテルの規模・格式に対してやや狭く、ファミリーが多く利用しているため、大人だけでゆったり過ごしたい場合には賑やかすぎる場合があります。プールをメインの楽しみとして考えている場合は、ヒルトンヴィレッジでの宿泊を検討することもよいかもしれません。
ラウンジ・朝食の無料特典がない
日本国内のヒルトン系ホテルのようなラウンジや朝食の無料サービスは現在提供されていません。その代わりに「F&Bクレジット」が付与される仕組みですが、使い方にはやや工夫が必要です。
ホテルの派手さ・リゾート感は控えめ
リッツカールトン ワイキキの全室オーシャンビュー構造や、タートルベイの圧倒的な開放感と比較すると、いわゆる「リゾート感」はやや落ち着いた印象です。ワイキキの中では「静かに上質に過ごす」ことを主眼に置いたホテルと言えます。
ヒルトンアメックスをさらに活用する方法
ポイントを使って3泊目を追加する
ヒルトンアメックスは100円の利用につき3ヒルトン・オナーズポイントが貯まります。年間で400万円利用すれば、12万ポイント前後が積み上がることになります。
このポイントを使えば、無料宿泊特典の2泊に加えてさらに1泊を追加できます。仮に2026年5月22日(金)から25日(月)まで同じ部屋に3泊した場合、現金では3,143ドル(50万円超)かかります。それが年会費66,000円のカードを年間400万円使うだけで実現できる計算です。
ヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパン(HPCJ)との組み合わせ
ヒルトンアメックスを保有していると、日本国内・韓国のヒルトン系ホテルで宿泊25%割引・レストラン最大20%割引が受けられる「ヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパン(HPCJ)」の初年度年会費が無料になります。
2年目以降も通常25,000円のところ10,000円で更新でき、さらに10,000円分の割引券が付与されるため実質無料での継続が可能です。私自身は沖縄のヒルトンへの宿泊にこの割引を活用しています。
マリオットアメックスとの使い分け
私はマリオットボンボイ アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードも保有しており、両方を状況に応じて使い分けています。マリオットアメックスは年会費82,500円で、無料宿泊特典の対象は最大10万ポイント相当の客室まで(自己ポイントを追加した場合)です。
ポイント宿泊でリッツカールトン ワイキキに5連泊するような高額宿泊には、マリオットアメックスでコツコツ貯めたポイントの方が適しています。一方、カ・ライ ワイキキビーチのように「無料宿泊特典を使って34万円の部屋に泊まる」という用途では、ヒルトンアメックスの方が使い勝手が上だと感じています。
注意点と予約のコツ
無料宿泊特典を最大限に活用するためには、いくつか意識しておくべきことがあります。
まず、予約は早めに行うことが重要です。特典予約で対象となる低価格帯の客室から先に埋まっていく傾向があり、直前では希望の日程で予約できない場合があります。
次に、繁忙期を避けることです。夏季・年末年始・GWなどの時期は、ダイヤモンドステータスがあってもアップグレードが受けにくくなります。オーシャンビューへのアップグレードを期待するなら、閑散期〜通常期の金・土に設定することが賢明です。
まとめ|このホテルを狙うべき人
カ・ライ ワイキキビーチは、「ヒルトンアメックスを活用している人にとって、ハワイで最もコストパフォーマンスが高い宿泊先の一つ」です。特に以下の方にとって、このホテルとヒルトンアメックスの組み合わせは強力な選択肢になります。
- ヒルトンアメックスを保有している、または検討している方
- 毎年ハワイに旅行しており、年間300万円以上カードを使う方
- ワイキキで静かに上質な時間を過ごしたい方
- 花火や海の景色をラナイから楽しみたい方
- レンタカーを使わず、ビーチウォーク周辺で過ごすスタイルの方
34万円の滞在を実質無料にできるヒルトンアメックスの「ウィークエンド無料宿泊特典」。ポイントサイト経由のポイント交換やポイント宿泊とは異なる、「カードの年間利用額に対する特典」という仕組みは、日常の支払いをカードに集約するだけで成立します。
ヒルトンアメックスとカ・ライ ワイキキビーチの組み合わせは、ポイ活・マイル活の中でも特に再現性が高く、毎年安定して活用できる戦略として、私自身が3年連続で選び続けている理由がここにあります。
【ヒルトンアメックス 申し込みリンク】
本記事の料金・カード特典内容は2026年5月時点の情報をもとに記載しています。カードの年会費・特典内容・ホテル料金は変更される場合がありますので、最新情報は各公式サイトでご確認ください。




















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