今回ご紹介するのは、アウトリガー・リーフ・ワイキキ・ビーチ・リゾートのホテル内にあるレストラン「モンキーポッド・キッチン ワイキキ」です。
ワイキキ店は2023年7月にオープンし、目の前に180度広がるオーシャンフロントの景色とともに食事ができる、ロケーション抜群のお店です。

モンキーポッド・キッチンとは ― シェフ ピーター・メリマン氏のこだわり
モンキーポッド・キッチンを手がけるのは、ハワイ料理界のパイオニアとして知られるシェフ、ピーター・メリマン氏です。メリマン氏は「ハワイ・リージョナル・キュイジーヌ」を確立した創設者のひとり。
地元の農家や漁師、牧場とのつながりを大切にしながら、ハワイで育った食材をシンプルに、そして美味しく仕上げる料理スタイルで長年高い評価を受けてきました。
ローカルが選ぶハレアイナ賞を何度も受賞してきた、ハワイ料理界を代表する存在です。

モンキーポッドキッチンは、そのメリマン氏が展開するカジュアルダイニングの代表的なブランドで、ワイキキ店は4店舗目にあたります。マウイ島に2店舗、オアフ島西部のコウリナに1店舗、そして今回ご紹介するワイキキで2023年にオープンした店舗という展開です。
どの店舗も、地元産の食材を活かしながら、サステナビリティ(持続可能性)を大切にする姿勢が共通しています。
「地元の農業・畜産・漁業のコミュニティを称えること」がブランドのミッションとして掲げられており、料理を通してハワイの恵みそのものを楽しんでもらおうという想いが感じられます。
店名の由来 ― モンキーポッドの木
店名の「モンキーポッド」は、ハワイの人々に愛されている木の名前です。日本でもかつてCMで「この木なんの木、気になる木」という歌で知られた、あの大きく枝を広げる木がモンキーポッドです。
私も2018年にCMロケ地であるモアナルア・ガーデンで記念写真を撮ってきました。(赤い丸の中にいるのが私・ヤマです。)さすがに、とてもデカい(直径約40m)、 そして、とても癒されました。

1本の幹から四方に枝を広げるその姿は、地下深くまで養分を浸透させ、周囲の生態系を自然に支える役割も担っているそうです。雨が降る前に葉を閉じることから、レインツリーという別名もあります。
お店のコンセプトには、このモンキーポッドの木と同じように、ハワイの島々の恵みに感謝し、楽しみを生み出すアロハスピリットが根付いている、ということのようです。
お店の中央にはモンキーポッドの木をモチーフにしたデコレーションが飾られていて、実際に本物のモンキーポッドの木材が使われているとのことでした。
名前の由来を知ってからお店を訪れると、内装の見え方も少し変わってくるかもしれません。
朝食でお邪魔しました ― 平日の朝は空いていて快適
今回は朝食でお邪魔しました。営業時間は朝7時から夜11時までと幅広く、朝食(〜午前11時)・終日メニュー・ハッピーアワー(15:30〜17:00)とメニュー展開も充実しています。
閑散期ということもあるかもしれませんが、思っていた以上に空いていました。店内に入った瞬間、目の前には美しいワイキキの海が180度広がっています。まぶしいくらいの開放感で、朝から気持ちが一気に上がります。


案内されたのは、海がよく見えるソファー席。2人並んでソファーに座り、海を眺めながら食事ができる席です。こういう席に通していただけると、朝から贅沢な気分になります。
席から左方向を見ると、ハワイの象徴であるダイヤモンドヘッドも見えます。海とダイヤモンドヘッド、両方を一緒に眺められる席というのは、ワイキキでもなかなか貴重だと思います。

内装・インテリアもハワイらしくお洒落
景色だけでなく、内装やインテリアの雰囲気も素晴らしいです。自然とリゾートが融合した、ハワイらしいお洒落な空間が広がっています。
先ほどご紹介した、店名の由来であるモンキーポッドの木のデコレーションも店内の左方向に飾られていて、本物の木材ならではの質感があります。花柄の椅子や木のテーブルもどこか可愛らしく、写真を撮りたくなる雰囲気です。

バーエリアの天井には、いくつものサーフボードや、ガラスの浮き玉(フィッシングフロート)をモチーフにした網付きのペンダントライトが吊るされています。ハワイらしい装飾の中でも、こうした「漂流物アート」的な雰囲気は、見ていて飽きません。

テレビモニターがない理由 ― そして1日3回の生演奏
アメリカのレストランらしく、カウンターバーはあるのですが、スポーツバーによくあるような大型テレビモニターは見当たりません。オーシャンビューや、心地よい波の音をゆっくり楽しんでもらうための配慮なのかもしれません。
その代わりに、1日3回(12時台・15時台・19時台)、地元アーティストによる生演奏が毎日行われています。各レストランで行われるライブミュージックの時間やアーティスト名は、公式ウェブサイトで確認できます。
今回は朝食での利用だったため聞くことはできませんでしたが、以前コウリナのモンキーポッド・キッチンで食事をした際には、ライブの生演奏を楽しませていただきました。
海を望む雰囲気の中で生バンドの演奏が流れてくる ― こういうアメリカらしい雰囲気は、私も大好きです。
朝食メニュー
朝食のメニューがこちらです。日本語メニューもウェブサイトで提供されているので、訪れる前に確認しておくと安心です。

青い空とワイキキの海を眺めながら、のんびり朝食をいただける ― これほどの幸せはなかなかありません。

景色が良いと、ドリンクも一層美味しく感じます。プランテーションアイスティーとオレンジジュースをいただきましたが、いつも以上に美味しく感じました。

プランテーションアイスティーとオレンジジュース。景色が良いと、いつも以上に美味しく感じてしまいます。
食事の途中、ホロカイ・カタマラン号が沖に向かって出航していく様子も見えました。ワイキキの海では、こうした船の行き来も眺めの一部として楽しめます。

いただいた料理
Pete’s Benedict ― 王道のエッグベネディクト
まず「Pete’s Benedict」をいただきました。モンキーポッド・キッチンのエッグベネディクトは、カナディアンベーコンの塩気と旨味、とろりとあふれるポーチドエッグ、そして濃厚なオランデーズソースという、王道の組み合わせです。
シンプルながら、それぞれの素材のバランスがしっかり取れていて美味しい一皿でした。
添えられたミックスグリーンのサラダには、シャンパンヴィネガレットのドレッシングがかかっています。華やかな香りと酸味、フルーティで上品な味わいのドレッシングで、こってり系のエッグベネディクトの箸休めにぴったりでした。

ズッキーニとリコッタチーズのオムレツ
もう一品は「ズッキーニとリコッタチーズのオムレツ」です。地元産の新鮮なズッキーニとクリーミーなリコッタチーズを贅沢に使った、朝食にぴったりの一品。味付けはごくあっさりとシンプルで、素材本来の旨味と食感をしっかり味わうことができました。

地元ハワイの新鮮な食材やオーガニックな素材を活かした料理が食べられるレストランだけのことがある、と感じる朝食でした。素材の質の良さが、シンプルな調理法だからこそしっかり伝わってきます。
最高のロケーションを写真に残す
レストランを利用する前日、散歩を兼ねてお店を見に行った時の様子です。
海側にも、モンキーポッド・キッチンの看板がありました。目の前が海、海の後方にはダイヤモンドヘッド、そしてハワイらしい良い天気と春の心地よい風。これ以上ない組み合わせで最高です。

お店とダイヤモンドヘッド、ワイキキの海をバックに、妻を撮影しました。記念に残る一枚になりました。数年前にはここにも小さなビーチがあったのですが、現在は波による侵食のため、砂浜がほぼ無くなってしまっています。

2026年3月から4月にかけては記録的な雨が多かったそうで、いつもは茶色い岩肌のダイヤモンドヘッドが、この時期は青々とした緑色になっていました。
雨が多かったことで、普段とは違う表情のダイヤモンドヘッドを見られたのは、ちょっと得した気分です。

モンキーポッドのテラスにお客さんがいなかったので、こちらからの景色を180度撮影してみました。
参考:モンキーポッド・キッチン コオリナの様子
少し話は変わりますが、2023年10月にモンキーポッド・キッチン コオリナを利用した際の写真もいくつかご紹介します。
コオリナ店は、コオリナリゾートエリア内にある「コオリナ・ステーション」の2階に位置しています。ワイキキ店のように海は見えませんが、ゴルフコースに囲まれた立地で、窓のない開放的な2階フロアからは緑がよく見えます。
眼下に見える線路は、かつてサトウキビ農園の輸送などでオアフ島を走っていた鉄道で、現在は観光電車「ハワイアン・レイルウェイ」として週3日運行されています。

ディズニー・アウラニ・リゾートの宿泊施設も遠くに見えました。コオリナエリアらしい眺めです。
ドリンクは、シグネチャーカクテルの「モンキーポッド・マイタイ」を。妻はモクテル(ノンアルコールカクテル)を頼んでいました。名前は失念してしまいましたが、こちらも見た目が華やかで美味しそうでした。

この日はタコス、ココナッツコーンチャウダー、そしてハワイ島産のハマクアワイルドマッシュルームとトリュフオイルのピザをいただきました。
どれも美味しく、地元食材の良さが活かされたメニューが揃っているのは、ワイキキ店と共通する魅力だと感じます。

コオリナ店も人気が高く、平日でも19時台になると、レストランの前で席が空くのを待っているお客さんがたくさんいました。できるだけ予約をして利用するか、早めの時間に訪れるのがおすすめです。

まとめ ― ワイキキで絶景と美味しい朝食を
モンキーポッド・キッチン ワイキキは、ワイキキの中でもかなり海に近いレストランです。窓からの景色がまるで一枚の絵のようで、ハワイらしい開放感を存分に味わえます。朝食であれば比較的空いていることも多く、ゆったりとした時間を過ごせるのも魅力です。
地元食材を活かしたシンプルで美味しい料理、ハワイらしいインテリア、そして1日3回の生演奏。家族や友人がハワイに遊びに来たときに案内したら、きっと喜んでもらえるお店だと思います。次にワイキキへ行く際は、ぜひ訪れてみてください。



















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