■結論:ハワイは約4万〜14万マイルが目安
「ANAマイルって、どれくらいあれば旅行できるの?」
これからポイ活やマイルを始める方にとって、最も気になるポイントのひとつだと思います。
結論から言うと、必要なマイル数は行き先や座席クラスによって変わりますが、人気のハワイ路線であれば、レギュラーシーズンでは以下のようになっています。
- エコノミークラス:40,000マイル(往復)
- プレミアムエコノミー:58,000マイル(往復)
- ビジネスクラス:85,000マイル(往復)
- ファーストクラス:140,000マイル(往復)
この数字だけを見ると多く感じるかもしれませんが、ポイ活を活用すれば十分に現実的な範囲で貯めることができます。
■ANAマイルの仕組み(初心者向け)
特典航空券とは何か
まず前提として、ANAマイルは「特典航空券」という形で使うことで最も価値を発揮します。
特典航空券とは、現金の代わりにマイルを使って航空券を予約する仕組みです。通常の航空券と違い、必要なマイル数は一定のルールに基づいて決められています。
ただし、その必要マイル数は固定ではなく、いくつかの要素によって変わります。具体的には、行き先・座席クラス・シーズンの3つが大きく影響します。
シーズンによって必要マイル数が変わる
シーズンはローシーズン・レギュラーシーズン・ハイシーズンの3区分に分かれており、同じハワイでも時期によって必要マイル数が変わる点には注意が必要です。
一般的にローシーズンは1〜2月・5月後半・11月ごろが該当し、ハイシーズンは夏休みや年末年始が対象となります。旅行の時期が決まったら、ANA公式サイトで該当シーズンの必要マイル数を事前に確認しておくと安心です。
また、特典航空券には「燃油サーチャージ(燃油特別付加運賃)」が別途かかる場合があります。マイルだけで完全無料になるわけではないため、実際の費用感を把握する際には燃油サーチャージの金額も合わせて確認しておきましょう。
■国内線の必要マイル数
初心者の最初の目標に最適
まずは比較的ハードルの低い国内線から見ていきます。
国内線の場合、例えば東京〜沖縄などの人気路線であれば、片道5,000〜10,000マイル程度で利用することができます。往復でも2万マイル前後なので、初心者でも最初の目標として非常に現実的です。
このレベルであれば、クレジットカード1枚の発行や、ポイントサイトの案件をいくつかこなすだけでも十分に到達可能です。
そのため、初めてマイルを使う場合は、まず国内旅行で使ってみるのもおすすめです。
代表的な国内路線の目安
| 路線 | 片道マイル目安 | 往復マイル目安 |
|---|---|---|
| 東京〜札幌 | 7,000〜10,500マイル | 14,000〜21,000マイル |
| 東京〜大阪 | 6,000〜9,000マイル | 12,000〜18,000マイル |
| 東京〜沖縄 | 8,000〜12,000マイル | 16,000〜24,000マイル |
| 東京〜福岡 | 7,000〜10,500マイル | 14,000〜21,000マイル |
国内線はマイル数が少なくて済む分、初めての特典航空券体験にも向いています。「マイルで予約できた!」という成功体験を積む場として、積極的に活用してみてください。
■ハワイ(海外)の必要マイル数
クラス別の必要マイル数
次に、多くの方が目標とするハワイ路線です。
ハワイはANAマイルの使い道として非常に人気が高く、マイルの価値を実感しやすい路線でもあります。
| クラス | 必要マイル(往復・レギュラー) | 現金購入の目安 | 1マイルあたりの価値 |
|---|---|---|---|
| エコノミー | 40,000マイル | 10万〜20万円程度 | 約2.5〜5円 |
| プレミアムエコノミー | 58,000マイル | 20万〜35万円程度 | 約3.5〜6円 |
| ビジネスクラス | 85,000マイル | 30万〜60万円程度 | 約3.5〜7円 |
| ファーストクラス | 140,000マイル | 80万〜150万円程度 | 約5〜10円以上 |
各クラスの特徴と選び方
エコノミークラスの場合、往復で4万マイル前後が目安です。比較的少ないマイルで海外旅行が実現できるため、初心者にもおすすめです。ただ、上位クラスと比べるとお得度は低くなります。
ビジネスクラスになると、必要マイル数は8.5万マイル(レギュラーシーズン)になります。座席がフルフラットになり機内でしっかり休めるため、ハワイ到着後の初日から元気よく動けるのが最大のメリットです。9〜10時間のフライトを横になって過ごせるかどうかで、旅全体の満足度が大きく変わります。
ファーストクラスは14万マイル(レギュラーシーズン)が必要になりますが、個室に近い専用座席・最高級の機内食・パーソナルな接客と、現金では簡単に体験できない別世界が待っています。「一生に一度は乗ってみたい」という方にとって、マイルを貯める最大のモチベーションになり得るクラスです。
■マイルの価値はどれくらい?
使い方で価値が大きく変わる
ここで重要なのが「マイルの価値」です。
例えば、ハワイのビジネスクラスは現金で購入すると往復で30万円〜60万円程度になることもあります。それを約8.5万マイルで利用できると考えると、1マイルあたりの価値は非常に高いことが分かります。
つまり、マイルは単なるポイントではなく、「使い方によって価値が何倍にもなる資産」と考えることができます。この点を理解しておくと、マイルを貯める意味がはっきりしてきます。
マイルはどこで使うのが一番お得か
ANAマイルはさまざまな使い道がありますが、価値の観点から優先順位をつけると以下のようになります。
- 🥇 国際線ビジネス・ファーストクラスの特典航空券:1マイル=3〜10円以上の価値になることも。最もお得な使い道
- 🥈 国際線プレミアムエコノミー・国内線の特典航空券:1マイル=2〜5円程度。現金より割安で利用できる
- 🥉 国際線エコノミー・国内線の特典航空券:1マイル=2〜5円程度。現金より割安で利用できる
- 提携ポイントへの交換・グッズ購入:1マイル=1円前後。マイルの有効期限(3年)が切れてしまう場合にはやむをえませんが、出来るだけ避けたいところです。
マイルは「貯めること」だけでなく「どこで使うか」が非常に重要です。同じマイル数でも、使い方によって得られる価値が数倍変わることを意識しておきましょう。
■実体験:実際にどれくらい使っているか
ハワイへ15回以上、マイルで8回
私自身は、これまでにANAマイルを使った海外旅行は10回、そのうちハワイへは8回渡航しています。(現金での予約を含めれば、ハワイには15回以上旅行しています。)
マイルで予約した特典航空券は乗り換えを含めれば20便以上になりますが、全てビジネスクラスもしくはファーストクラスを予約できています。
実際にやってみると、「マイルを知っているかどうか」で旅行の質が大きく変わると感じます。同じハワイでも、エコノミーとビジネスクラスでは体験がまったく違いますし、ファーストクラスになると、その差はさらに大きくなります。
ビジネスクラスで変わった「初日の過ごし方」
個人的に最も実感するのが、「ハワイ到着初日の体力の差」です。エコノミーで約9〜10時間のフライトを過ごした場合、どうしても体が疲れており、午後からホテルで休憩するケースも多いです。
一方でビジネスクラスであれば、フルフラットシートでしっかりと眠れるため、ホノルル到着後すぐにビーチやショッピングを楽しめる余裕があります。4〜5日間という限られた旅行期間の中で、この初日の差は旅全体の充実度に直結します。
「マイルを貯めてよかった」と最も実感するのは、まさにこの瞬間です。
■初心者が目標にすべきマイル数
最初の目標は「6万マイル」
これからマイルを貯める方におすすめなのは、まず「6万マイル」を目標にすることです。
また、ポイントサイトで言えば「10万ポイント」がひとつの目安になります。モッピーやハピタスで10万ポイントを獲得できれば、Vポイントルートを活用して「6万ANAマイル」に交換することが可能です。
このマイル数があれば、ハワイのプレミアムエコノミー往復(レギュラーシーズン)を狙うことができ、現実的な旅行ラインに到達します。いきなり10万マイルを目指すとハードルが高く感じますが、6万マイルであれば現実的な目標として取り組みやすいです。
そして一度成功体験を積めば、その後のモチベーションも大きく変わります。
段階的な目標設定のイメージ
| 目標マイル数 | 実現できること | 難易度 |
|---|---|---|
| 1.5万〜2万マイル | 国内往復(東京〜沖縄など) | ★☆☆ 初心者でも達成可能 |
| 4万〜5万マイル | ハワイ エコノミー往復 | ★★☆ ポイ活を数回こなせば到達 |
| 8万〜9万マイル | ハワイ ビジネスクラス往復 | ★★☆ 継続的なポイ活で現実的 |
| 14万マイル以上 | ハワイ ファーストクラス往復 | ★★★ 長期目標として目指す価値あり |
最初から「ファーストクラス一択」と決めてしまうと、目標が遠くてモチベーションが続きにくいこともあります。まずビジネスクラスで成功体験を積み、その後にファーストクラスを目指すという流れが、長く続けられる王道ルートです。
■効率よくマイルを貯める方法
日常の買い物だけでは限界がある
ここまで読んでいただくと、「どうやってこのマイルを貯めるのか」が気になると思います。
結論から言うと、日常の買い物だけではなかなか貯まりません。効率よく貯めるためには、ポイントサイトを活用することが重要です。
私自身も、ハピタスやモッピーといったポイントサイトを使い、クレジットカード案件やFX口座開設などでポイントを獲得し、それをANAマイルに交換しています。この方法を使えば、短期間で数万マイルを貯めることも可能になります。
ポイ活でマイルを貯める主な方法
| 方法 | 獲得できるポイント目安 | 難易度 |
|---|---|---|
| クレジットカード新規発行 | 5,000〜30,000pt以上 | ★☆☆ |
| 証券口座・FX口座開設 | 10,000〜50,000pt以上 | ★★☆ |
| ショッピング経由(日常) | 購入額の0.5〜2%程度 | ★☆☆ |
| キャンペーン・特別案件 | 時期により数万ptも | ★★☆ |
特にクレジットカードの新規発行案件はポイント獲得額が大きく、初心者でも取り組みやすいため、最初の一歩として最適です。複数のカードを計画的に発行することで、一気にマイル獲得量を増やすことができます。
■まとめ
ANA特典航空券の必要マイル数を改めて整理します。
- 国内線(東京〜沖縄など往復):1.5万〜2万マイル程度
- ハワイ エコノミー往復:40,000マイル(レギュラーシーズン)
- ハワイ プレミアムエコノミー往復:58,000マイル( 〃 )
- ハワイ ビジネスクラス往復:85,000マイル( 〃 )
- ハワイ ファーストクラス往復:140,000マイル( 〃 )
マイルはビジネスクラス・ファーストクラスで使うほど価値が高く、ポイ活を活用すれば現実的に貯めることができます。
最初はハードルが高く感じるかもしれませんが、仕組みを理解して実践していけば、ビジネスクラスやファーストクラスも夢ではありません。
まずは「6万マイル」という最初の目標を設定し、少しずつでもマイルを貯えて、「いつか行きたい」を「実際に行ける」に変えていきましょう。
▶ ハピタス

▶ モッピー




















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