【完全解説】ANA特典航空券が取れない理由|初心者が失敗する原因と対策

出発前のANAフライングホヌ(カイ君)
この時のハワイ旅行は、フライングホヌ・カイ君と一緒に出発します。2023年5月撮影

■結論:取れないのは「知らないだけ」がほとんど

「国際線の特典航空券が全然取れない…」
「マイルは貯めたのに予約できない…」

こういった悩みは、実はとても多いです。

ただ、結論から言いますと、 特典航空券が取れないのは、仕組みを知らないだけのケースがほとんどです。

ANAの国際線特典航空券は確かに人気があり、簡単に取れるものではありませんが、正しい知識とタイミングを押さえれば、十分に予約することは可能です。

私自身も、ポイ活で貯めたANAマイルを使い、ハワイへ10回以上渡航していますが、最初からうまくいったわけではありません。むしろ最初は私も「全然取れない」と感じていた側でした。

対策すれば、誰でも取れます

ただその後、「特典航空券を獲得するためにはどうしたらよいのか」「対策はあるのか」など、徹底的に調べました。その結果、現在は毎年2人分のハワイ往復航空券を安定して確保できています。

以下に、直近(2022年〜2026年)で旅行した際の利用座席クラスをまとめました。あと、来年5月の旅行のチケットも既に確保しているので含めています。
これらはすべてANAの特典航空券にて予約したものです。

時期行き先往路復路予約方法
2027年5月ホノルルファーストクラスファーストクラス特典航空券で2席
2026年5月ホノルルビジネスクラスファーストクラス特典航空券で2席
2025年5月ホノルルファーストクラスファーストクラス特典航空券で2席
2024年10月ホノルルビジネスクラスビジネスクラス特典航空券で2席
2023年9月ホノルルファーストクラスビジネスクラス特典航空券で2席
2023年5月ホノルルファーストクラスファーストクラス特典航空券で2席
2022年9月ホノルルファーストクラスビジネスクラス特典航空券で2席

★こちらの記事も、ぜひご参考ください。
【2026年5月ハワイ旅行記:往路】ANA ビジネスクラス搭乗 — 睡眠優先でハワイへ
【2026年5月ハワイ旅行記:復路】ANAファーストクラス搭乗① — 搭乗後、着替えから食事まで

ハワイから日本への帰国便ファーストクラスでの食事。CAさんに撮影していただきました。2026年5月
ファーストクラスでは対面でも食事ができます。2026年5月撮影 ※顔はイラストに変更しています。。

この記事では、実際の経験をもとに「なぜ取れないのか」と「どうすれば取れるのか」を具体的に解説していきます。

■理由①:予約開始のタイミングを知らない

「近づいてから探す」では手遅れ

最も多い原因がこれです。

ANAの国際線特典航空券は、搭乗日の約355日前から予約が開始されます。つまり、人気路線を確実に取りたい場合は、この「355日前」のタイミングで動く必要があります。

しかし、多くの人はこのルールを知らず、「行きたい日が近づいてから探す」という行動をしてしまいます。その結果、すでに枠が埋まっていて「取れない」と感じてしまうのです。

特にハワイやヨーロッパなどの人気路線の場合、ファーストクラスは355日前の午前9時、予約開始直後に埋まると考えて行動すべきです。ビジネスクラスでも、数時間のうちには、すでに空席待ちとなるケースの方が多い状況です。

ヤマ

私が予約するハワイ便は、いつもローシーズンかレギュラーシーズンです。それでもファーストクラスは、9時とほぼ同時に空席待ち状態になります。長くても数分がいいところです。

対策:355日前をカレンダーに登録する

👉 対策:必ず”355日前”を意識する

具体的には、「いつ頃ハワイに行きたいか」をまず大まかに決め、そこから355日前の日付を計算してスマホのカレンダーやリマインダーに登録しておきましょう。

予約当日の朝は早めにANA会員ページにアクセスできる環境を整えておくと、万全の準備で臨めます。

また、ANAは予約開始時刻が日本時間の午前9時になります。予約を取りたい日は、仕事の開始時間を調整してでも、午前9時にANAのウェブサイトへアクセスするようにしましょう。

予約開始日(出発日から355日前)が「何月何日」なのか確認できる「予約開始日チェッカー」を当サイトにて作成しました。使用方法などは下記ページで確認できます。
 ・無料ツール】ANA特典航空券の予約開始日チェッカー公開、一瞬でわかります

■理由②:そもそも特典枠が少ない

有償チケットは「空席あり」でも、特典枠は「ゼロ」の場合も

ANAの特典航空券は、通常の有償チケットとは別に、「特典枠用の席」の数があらかじめ決められています。

但し、その数は時期によって変動したり、有償チケットの売れ行きによって左右されると考えられます。

コールセンターに問い合わせても、「特典航空券の席数」は非公開のため、教えてもらえません。おそらく、オペレーターの方が使用するシステム(モニター)には、各便の「特典枠の席数」自体が表示されないシステムとなっている可能性が高いです。そのため、オペレーター自身も詳細を把握できないものと思われます。

この特典枠は決して多くなく、特にビジネスクラスやファーストクラスは座席数自体がかなり少ないため、さらに競争が激しくなります。

そのため、「空席がある=特典航空券が取れる」というわけではありません。空席があっても、特典枠に空きがなければ、予約できないのです。

対策:早めに動く+複数日程で探す

👉 対策:早めに動く+複数日程で探す

特典枠の数は非公開としているため、「何席あるか」を事前に知ることはできません。だからこそ、早めに動くことが唯一の対策です。

また、希望日の前後数日を含めて複数の日程を検索することで、空きが見つかる確率が上がります。

なお、ANAは搭乗日が近づくにつれて特典枠を増やすケースもあります(特典航空券の直前開放)。そのため、必ずしも早い者勝ちとは言えない部分もあるようです。一度確認して空席待ちだったとしても、定期的にチェックする姿勢を持つことが大切です。

■理由③:人気日程に集中している

繁忙期は予約開始直後でも取れないことがある

年末年始、ゴールデンウィーク、夏休みなどの繁忙期は、需要が集中するため、特典航空券の難易度が一気に上がります。

この時期は、予約開始と同時に埋まることも多く、場合によっては開始直後でも取れないケースがあります。

一方で、ローシーズンや平日であれば、比較的空席が見つかりやすくなります。

対策:日程に柔軟性を持つ+オフシーズンを狙う

👉 対策:日程に柔軟性を持つ

特に効果的なのが「出発日を平日にずらす」という方法です。土日・祝日発は人気が高いですが、平日発にするだけで特典枠の競争率が下がります。

有給休暇を活用できる方であれば、この点を意識するだけで予約成功率が一気に上がります。

また、ハワイへの渡航で「オフシーズンが狙い目」とお伝えすると、「気候は大丈夫?」と心配される方もいます。実際のところ、ハワイは年間を通じて温暖であり、1〜2月や5月後半・10~11月でもビーチを十分に楽しめます。

むしろ混雑が少ない分、人気のレストランやアクティビティの予約も取りやすく、快適に過ごせるというメリットもあります。

私は今年(2026年)、GW明けの5月にハワイへ行ってきました。来年の2027年5月もハワイを楽しんできます。27年5月の往復チケット(ファーストクラス)は、特典航空券で既に取得済みです。

ANAのハワイ発着シーズンチャートは以下のようになっています。(2026年6月時点)最新情報はANA公式サイトでご確認ください。

年度ローシーズン (L)レギュラーシーズン (R)ハイシーズン (H)
2026年1/7~2/28
4/1~4/27
5/10~5/31
7/1~7/15
1/4~1/6
3/1~3/31
6/1~6/30
8/24~12/18
1/1~1/3
4/28~5/9
7/16~8/23
12/19~12/31
2027年1/6~2/28
4/1~4/28
5/10~5/31
1/4~1/5
3/1~3/31
6/1~7/15
8/23~12/19
1/1~1/3
4/29~5/9
7/16~8/22
12/20~12/31
2028年1/6~2/291/4~1/5
3/1~3/31
1/1~1/3

ハイシーズンを避けられる方なら、気候が穏やかで街も空いている「5月」か「9〜10月」が非常におすすめです。
私自身も直近10回はこの時期を選んでいます。何より特典航空券が取りやすく、ハワイ本来のゆったりした空気を感じられる「最高のベストシーズン」です。

■理由④:往復で探してしまう

往路・復路を同時に条件一致させるのは難しい

初心者の方に多いのが、「往復まとめて取ろうとする」パターンです。

特典航空券は、往路だけ空いていて復路が空いていないというケースがよくあります。そのため、往復同時に条件を満たす便を探すと、見つかる確率が一気に下がります。

実際には、往路と復路を別々に探し、日程を調整することで予約できるケースが多いです。

対策:往路・復路を分けて考える

👉 対策:往路・復路を分けて考える

「片道だけ特典航空券」という使い方も十分に有効です。例えば、往路をビジネスクラスの特典航空券にして、復路はLCCのセール便や通常の格安チケットで帰るという組み合わせは、実践している方も多いです。

ハワイへの出発時はビジネスクラスでゆっくり休み、現地初日から全力で楽しむ。帰りはエコノミーでも、旅の余韻に浸りながら帰れる。このバランスは、マイルをより賢く使ううえでひとつの理想的なスタイルです。

■理由⑤:空席チェックをしていない

一度ダメでも、キャンセルで空きが復活することがある

特典航空券は、一度埋まったら終わりではありません。

キャンセルが出ることで、空席が復活することがあります。特に出発の1〜2ヶ月前は、予定変更によるキャンセルが増えるため、空席が出やすいタイミングです。また、国際線の場合には、空席状況によっては「直前開放」も考えられます。

そのため、「一度ダメだったから諦める」のではなく、定期的にチェックすることが重要です。

対策:チェックを習慣化する

👉 対策:こまめに空席確認をする

毎日チェックする必要はありませんが、週に1〜2回程度、ANA公式サイトで空席照会をする習慣をつけると効果的です。スキマ時間にスマホで確認できるので、手間はそれほどかかりません。

また、ANAマイレージクラブのアプリを活用すると、空席照会がより手軽に行えます。外出先でもすぐに確認できる環境を整えておくと、チャンスを逃しにくくなります。

■理由⑥:便数が多い日を選択していない(2便運航の日はチャンス)

同じ路線でも「1便の日」と「2便の日」がある

意外と見落とされがちなのが、「その日、対象路線が何便運航しているか」という視点です。

ANA国際線の運航状況は、ANA公式サイトの運航スケジュールページで確認できますが、路線によって運航パターンが大きく異なります。

1. 毎日運航しているケース
例えば、成田⇔ロサンゼルスは毎日運航(NH5、NH6)。羽田⇔ロサンゼルスに至っては、毎日2便運航しています(NH105・NH125、NH106・NH126)。

2. 特定の曜日のみ運航しているケース
羽田⇔ミラノは週3便のみです(羽田⇒ミラノ:月・水・土、ミラノ⇒羽田:火・木・日)。この場合、そもそも運航していない曜日は特典航空券も存在しません。

3. 成田⇔ホノルル線は特殊なケース
成田ーホノルル間線は、現状ではかなり特殊なケースになります。(2026年7月時点では、他の路線では見当たりません。)

毎日運航しているNH184(往路)・NH183(復路)に加えて、期間限定で火・金・日のみNH182(往路)・NH181(復路)が追加運航されます(2026年は5/11〜7/16、9/2〜10/24など)。

つまり同じ路線でも、時期や日によって「1便の日」と「2便の日」が混在しているのです。

GWや夏休みなどの繁忙期は毎日2便運航になることが多いですが、ローシーズンやレギュラーシーズンの平日は、1便のみの日と2便の日が混在します。運航パターンは時期によって変更されるため、必ずANA公式サイトの最新スケジュールでご確認ください。

対策:2便運航の日を狙って検索する

👉 対策:便数が多い日を優先的に検索する

単純に考えると、1便しか飛んでいない日より、2便飛んでいる日の方が、特典枠の座席数が単純計算で2倍近くになる可能性があります。
特にローシーズンやレギュラーシーズンの平日に旅行のスケジュールを組める方は、事前に運航スケジュールを確認し、2便運航の日を優先的に検索することで、予約成功率を上げられます。

また、理由④でお伝えした「往路・復路を分けて考える」対策と組み合わせるのもおすすめです。往路・復路それぞれで2便運航の日を確認し、両方とも便数が多い日に合わせられれば、さらに確保しやすくなります。

なお、355日以上先の日程については、ANA公式サイトで運航スケジュールが未公表のケースが多いですが、コールセンターでは把握している場合があるため、事前に電話で確認する方法もあります。

理由③(オフシーズン・平日狙い)と理由⑥(便数の多い日狙い)を掛け合わせると、「ローシーズン・平日・2便運航日」という、特典航空券が最も確保しやすい条件が揃います。
旅行日程を組む際は、この3つの条件を同時にチェックしてみてください。

■実体験:最初は全く取れなかった

仕組みを知ってから変わった

私自身も、最初は特典航空券が全く取れませんでした。

マイルを貯めたものの、予約の仕組みを理解していなかったため、直前になって探し始め、「全然空いていない」と感じていたのです。

しかし、予約開始日を意識し、日程に柔軟性を持たせるようにしてからは、徐々に取れるようになりました。

特に大きかったのは、「完璧な条件を求めないこと」です。多少の日程変更やクラス変更を許容することで、選択肢が一気に広がります。

ハワイ旅行を繰り返せるようになった理由

現在はハワイへ15回以上渡航していますが、これが実現できているのは「マイルを貯め続けること」と「予約の仕組みを知ること」の両方があってこそです。

「ポイ活でのマイル獲得」と「特典航空券の仕組み」を理解すれば、年1回のハワイ旅行は十分可能です。

一度コツを掴めば、回を追うごとに予約の取りやすい時期やクラスなどの傾向が見えてくるようになるので、さらにスムーズに旅行を楽しめるようになります。

■初心者がやりがちな失敗

「理想条件へのこだわり」が一番の落とし穴

特典航空券が取れない人には、いくつか共通点があります。

一つは、「理想条件にこだわりすぎる」ことです。ハイシーズン、土日発着、連休、ビジネスクラスなど、人気条件をすべて満たそうとすると、難易度は一気に上がります。

もう一つは、「準備不足」です。マイルが足りない、交換が間に合わないなど、事前準備が不十分なまま予約時期を迎えてしまうケースも多いです。

失敗パターンを整理する

よくある失敗改善策
直前(1〜3ヶ月前)に探し始める355日前の予約開始に合わせて準備する
往復同時に検索して諦める往路・復路を別々に検索する
土日・連休発にこだわる平日発着に切り替えるだけで空きが増える
一度のダメで諦める1〜2ヶ月前のキャンセル枠を定期チェック
マイルが揃っていない状態で探す予約前にマイル残高とポイント交換を完了させておく
繁忙期のみを希望するオフシーズンも選択肢に入れる
※初心者がやりがちな失敗パターンと改善策

この表の中で自分が当てはまる項目があれば、そこだけ改善するだけでも予約の成功率は大きく上がります。すべてを一度に完璧にしなくても大丈夫です。

■理由⑦(番外編):マイルへの交換が間に合っていない

ポイントからマイルへの交換には時間がかかる

見落とされがちですが、「マイルを持っていない状態で予約しようとしている」というケースも少なくありません。

ポイントサイトで獲得したポイントをANAマイルに交換するには、いくつかのステップを経る必要があります。ポイントサイト→ポイント移行→クレジットカードのポイント→ANAマイル、という流れになることも多く、交換完了まで数日〜数週間かかる場合があります。

予約開始日にマイルが揃っていないと、せっかく早起きしてアクセスしても予約できません。ポイントサイトを活用している方は、予約開始日の1ヶ月前にはマイル交換を完了させておくことを強くおすすめします。

ハワイ便で必要なマイル数

2025年にANAマイレージプログラムの改定により、2025年6月24日以降の予約・発券分について、かなり改悪されてしまいました。。

ハワイ便の特典航空券については、ハイシーズンの必要マイル数が、大幅に増加しています。ここでは、ハイシーズンの改定状況についてお伝えします。

日本発着ハワイ便で必要な往復必要マイル改定状況 ※ハイシーズンのみ

シートクラス改定前改定後増加率
エコノミー43,00065,00051%増
プレミアムエコノミー61,0008800044%増
ビジネス90,000135,00050%増
ファースト160,000240,00050%増

「ローシーズン」「レギュラーシーズン」の現在のマイル数については、下記記事にてまとめていますので、こちらも参考にしていただければと思います。

【完全版】ANA特典航空券の必要マイル数まとめ|国内・ハワイ・ビジネス・ファーストまで解説

交換ルートを事前に把握しておく

主なポイントからANAマイルへの交換ルートとしては、以下のようなパターンが一般的です。

  • ハピタス・モッピーなど→ 各社の提携ルートを経由してANAマイルへ交換
  • ANAカードのポイント→ 直接ANAマイルに交換可能(交換レートはカード種類による)
  • Vポイント・LINEポイントなど→ ポイント交換サイトを経由してマイルへ

交換ルートによってレートや所要日数が異なるため、自分が使っているポイントサイトやカードの交換ルートをあらかじめ確認しておくことが重要です。

■結論:取れないのではなく「取り方を知らないだけ」

ANAの特典航空券は、確かに簡単に取れるものではありません。

しかし、この記事で紹介したように、

  • 予約開始タイミング(355日前)を知る
  • 日程に柔軟性を持つ
  • こまめに空席をチェックする
  • マイル交換を事前に完了させておく

これらを意識するだけで、予約できる確率は大きく変わります。

私自身も最初は取れませんでしたが、仕組みを理解してからは、ハワイを含めて複数回予約できています。

■まとめ

ANA特典航空券が取れない主な理由と対策を整理すると、以下の通りです。

  • 理由① 予約開始タイミングを知らない → 355日前をカレンダーに登録
  • 理由② 特典枠が少ない → 早めに動く・複数日程で探す
  • 理由③ 人気日程に集中している → 平日・オフシーズンも選択肢に
  • 理由④ 往復まとめて探している → 往路・復路を分けて検索
  • 理由⑤ 空席チェックをしていない → 週1〜2回の定期確認を習慣に
  • 理由⑥ マイル交換が間に合っていない → 1ヶ月前には交換完了を目標に

逆に言えば、これらを理解して対策すれば、特典航空券は十分に取れるようになります。

最初は難しく感じるかもしれませんが、一度成功すると一気に世界が広がります。ぜひ今回の内容を参考に、特典航空券の予約にチャレンジしてみてください。

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