【完全解説】ANA特典航空券が取れない理由|初心者が失敗する原因と対策

出発前のANAフライングホヌ(カイ君)
この時のハワイ旅行は、フライングホヌ・カイ君と一緒に出発します。2023年5月撮影

■結論:取れないのは「知らないだけ」がほとんど

「ANAの特典航空券が全然取れない…」
「マイルは貯めたのに予約できない…」

こういった悩みは、実はとても多いです。

ただ、結論から言いますと👇

👉 特典航空券が取れないのは、“仕組みを知らないだけ”のケースがほとんどです。

ANAの特典航空券は確かに人気があり、簡単に取れるものではありませんが、正しい知識とタイミングを押さえれば、十分に予約することは可能です。

私自身も、ポイ活で貯めたANAマイルを使い、ハワイへ10回以上渡航していますが、最初からうまくいったわけではありません。むしろ最初は「全然取れない」と感じていた側でした。

この記事では、実際の経験をもとに「なぜ取れないのか」と「どうすれば取れるのか」を具体的に解説していきます。

■理由①:予約開始のタイミングを知らない

「近づいてから探す」では手遅れになる

最も多い原因がこれです。

ANAの国際線特典航空券は、搭乗日の約355日前から予約が開始されます。つまり、人気路線を確実に取りたい場合は、このタイミングで動く必要があります。

しかし、多くの人はこのルールを知らず、「行きたい日が近づいてから探す」という行動をしてしまいます。その結果、すでに枠が埋まっていて「取れない」と感じてしまうのです。

特にハワイやヨーロッパなどの人気路線は、予約開始直後に埋まることも珍しくありません。ビジネスクラス、ファーストクラスなどは、予約開始の数分後には、すでに空席待ちとなるケースの方が多い状況です。

ヤマ

私が予約する時は、ローシーズンかレギュラーシーズンです。ローシーズンでさえ、数分で空席待ち状態になります。長くても数十分がいいところです。私はハイシーズンに予約したことはありませんが、ハワイ行の予約に関しては、恐らく数十秒の戦いだと思います。

対策:355日前をカレンダーに登録する

👉 対策:必ず”355日前”を意識する

具体的には、「いつ頃ハワイに行きたいか」をまず大まかに決め、そこから355日前の日付を計算してスマホのカレンダーやリマインダーに登録しておきましょう。予約当日の朝は早めにANA会員ページにアクセスできる環境を整えておくと、万全の準備で臨めます。

また、ANAは予約開始時刻が日本時間の午前9時になります。どうしても予約を取りたい日程の場合には、仕事の開始時間を調整してでも、とにかく9時にANAのウェブサイトへアクセスするようにしましょう。

予約開始日(出発日から355日前)が「何月何日」なのかを確認する方法につきまして、当サイトで「予約開始日チェッカー」を作成しました。使用方法など下記でご確認いただけます
 ・無料ツール】ANA特典航空券の予約開始日チェッカー公開、一瞬でわかります

■理由②:そもそも特典枠が少ない

「空席あり」でも特典枠はゼロのことがある

ANAの特典航空券は、通常の有償チケットとは別に「特典用の席」があらかじめ決められています。

この特典枠は決して多くなく、特にビジネスクラスやファーストクラスは座席数自体がかなり少ないため、さらに競争が激しくなります。

そのため、「空席がある=特典航空券が取れる」というわけではありません。空席があっても、特典枠がなければ予約できないのです。

対策:早めに動く+複数日程で探す

👉 対策:早めに動く+複数日程で探す

特典枠の数はANAが非公開としているため、「何席あるか」を事前に知ることはできません。だからこそ、早めに動くことが唯一の対策です。また、希望日の前後数日を含めて複数の日程を検索することで、空きが見つかる確率が上がります。

なお、ANAは搭乗日が近づくにつれて特典枠を増やすケースもあります。必ずしも早い者勝ちとは言えない部分もあるため、「一度ダメでも定期的にチェックする」姿勢を持つことが大切です。

■理由③:人気日程に集中している

繁忙期は予約開始直後でも取れないことがある

年末年始、ゴールデンウィーク、夏休みなどの繁忙期は、需要が集中するため、特典航空券の難易度が一気に上がります。

この時期は、予約開始と同時に埋まることも多く、場合によっては開始直後でも取れないケースがあります。

一方で、オフシーズンや平日であれば、比較的空席が見つかりやすくなります。

対策:日程に柔軟性を持つ+オフシーズンを狙う

👉 対策:日程に柔軟性を持つ

特に効果的なのが「出発日を平日にずらす」という方法です。土日・祝日発は人気が高いですが、平日発にするだけで特典枠の競争率が下がります。有給休暇を活用できる方であれば、この点を意識するだけで予約成功率が一気に上がります。

また、ハワイへの渡航で「オフシーズンが狙い目」とお伝えすると、「気候は大丈夫?」と心配される方もいます。実際のところ、ハワイは年間を通じて温暖であり、1〜2月や5月後半・11月でもビーチを十分に楽しめます。むしろ混雑が少ない分、人気のレストランやアクティビティの予約も取りやすく、快適に過ごせるというメリットもあります。

ハイシーズンを避けられる方なら、気候が穏やかで街も空いている「5月」か「9〜10月」が非常におすすめです。私自身も直近10回はこの時期を選んでいます。何より特典航空券が取りやすく、ハワイ本来のゆったりした空気を感じられる「最高のベストシーズン」です。

■理由④:往復で探してしまう

往路・復路を同時に条件一致させるのは難しい

初心者の方に多いのが、「往復まとめて取ろうとする」パターンです。

特典航空券は、往路だけ空いていて復路が空いていないというケースがよくあります。そのため、往復同時に条件を満たす便を探すと、見つかる確率が一気に下がります。

実際には、往路と復路を別々に探し、日程を調整することで予約できるケースが多いです。

対策:往路・復路を分けて考える

👉 対策:往路・復路を分けて考える

「片道だけ特典航空券」という使い方も十分に有効です。例えば、往路をビジネスクラスの特典航空券にして、復路はLCCのセール便や通常の格安チケットで帰るという組み合わせは、実践している方も多いです。

ハワイへの出発時はビジネスクラスでゆっくり休み、現地初日から全力で楽しむ。帰りはエコノミーでも、旅の余韻に浸りながら帰れる。このバランスは、マイルをより賢く使ううえでひとつの理想的なスタイルです。

■理由⑤:空席チェックをしていない

一度ダメでも、キャンセルで空きが復活することがある

特典航空券は、一度埋まったら終わりではありません。

キャンセルが出ることで、空席が復活することがあります。特に出発の1〜2ヶ月前は、予定変更によるキャンセルが増えるため、空席が出やすいタイミングです。

そのため、「一度ダメだったから諦める」のではなく、定期的にチェックすることが重要です。

対策:チェックを習慣化する

👉 対策:こまめに空席確認をする

毎日チェックする必要はありませんが、週に1〜2回程度、ANA公式サイトで空席照会をする習慣をつけると効果的です。スキマ時間にスマホで確認できるので、手間はそれほどかかりません。

また、ANAマイレージクラブのアプリを活用すると、空席照会がより手軽に行えます。外出先でもすぐに確認できる環境を整えておくと、チャンスを逃しにくくなります。

■実体験:最初は全く取れなかった

仕組みを知ってから変わった

私自身も、最初は特典航空券が全く取れませんでした。

マイルを貯めたものの、予約の仕組みを理解していなかったため、直前になって探し始め、「全然空いていない」と感じていたのです。

しかし、予約開始日を意識し、日程に柔軟性を持たせるようにしてからは、徐々に取れるようになりました。

特に大きかったのは、「完璧な条件を求めないこと」です。多少の日程変更やクラス変更を許容することで、選択肢が一気に広がります。

ハワイ旅行を繰り返せるようになった理由

現在はハワイへ15回以上渡航していますが、これが実現できているのは「マイルを貯め続けること」と「予約の仕組みを知ること」の両方があってこそです。

「ポイ活でのマイル獲得」と「特典航空券の仕組み」を理解すれば、年1回のハワイ旅行は十分可能です。一度コツを掴めば、回を追うごとに予約の取りやすい時期やクラスなどの傾向が見えてくるようになるので、さらにスムーズに旅行を楽しめるようになります。

■初心者がやりがちな失敗

「理想条件へのこだわり」が一番の落とし穴

特典航空券が取れない人には、いくつか共通点があります。

一つは、「理想条件にこだわりすぎる」ことです。土日発着、連休、ビジネスクラスなど、人気条件をすべて満たそうとすると、難易度は一気に上がります。

もう一つは、「準備不足」です。マイルが足りない、交換が間に合わないなど、事前準備が不十分なまま予約時期を迎えてしまうケースも多いです。

失敗パターンを整理する

よくある失敗改善策
直前(1〜3ヶ月前)に探し始める355日前の予約開始に合わせて準備する
往復同時に検索して諦める往路・復路を別々に検索する
土日・連休発にこだわる平日発着に切り替えるだけで空きが増える
一度のダメで諦める1〜2ヶ月前のキャンセル枠を定期チェック
マイルが揃っていない状態で探す予約前にマイル残高とポイント交換を完了させておく
繁忙期のみを希望するオフシーズンも選択肢に入れる
※初心者がやりがちな失敗パターンと改善策

この表の中で自分が当てはまる項目があれば、そこだけ改善するだけでも予約の成功率は大きく上がります。すべてを一度に完璧にしなくても大丈夫です。

■理由⑥(番外編):マイルへの交換が間に合っていない

ポイントからマイルへの交換には時間がかかる

見落とされがちですが、「マイルを持っていない状態で予約しようとしている」というケースも少なくありません。

ポイントサイトで獲得したポイントをANAマイルに交換するには、いくつかのステップを経る必要があります。ポイントサイト→ポイント移行→クレジットカードのポイント→ANAマイル、という流れになることも多く、交換完了まで数日〜数週間かかる場合があります。

予約開始日にマイルが揃っていないと、せっかく早起きしてアクセスしても予約できません。ポイントサイトを活用している方は、予約開始日の1ヶ月前にはマイル交換を完了させておくことを強くおすすめします。

交換ルートを事前に把握しておく

主なポイントからANAマイルへの交換ルートとしては、以下のようなパターンが一般的です。

  • ハピタス・モッピーなど→ 各社の提携ルートを経由してANAマイルへ交換
  • ANAカードのポイント→ 直接ANAマイルに交換可能(交換レートはカード種類による)
  • Vポイント・LINEポイントなど→ ポイント交換サイトを経由してマイルへ

交換ルートによってレートや所要日数が異なるため、自分が使っているポイントサイトやカードの交換ルートをあらかじめ確認しておくことが重要です。

■結論:取れないのではなく「取り方を知らないだけ」

ANAの特典航空券は、確かに簡単に取れるものではありません。

しかし、この記事で紹介したように、

  • 予約開始タイミング(355日前)を知る
  • 日程に柔軟性を持つ
  • こまめに空席をチェックする
  • マイル交換を事前に完了させておく

これらを意識するだけで、予約できる確率は大きく変わります。

私自身も最初は取れませんでしたが、仕組みを理解してからは、ハワイを含めて複数回予約できています。

■まとめ

ANA特典航空券が取れない主な理由と対策を整理すると、以下の通りです。

  • 理由① 予約開始タイミングを知らない → 355日前をカレンダーに登録
  • 理由② 特典枠が少ない → 早めに動く・複数日程で探す
  • 理由③ 人気日程に集中している → 平日・オフシーズンも選択肢に
  • 理由④ 往復まとめて探している → 往路・復路を分けて検索
  • 理由⑤ 空席チェックをしていない → 週1〜2回の定期確認を習慣に
  • 理由⑥ マイル交換が間に合っていない → 1ヶ月前には交換完了を目標に

逆に言えば、これらを理解して対策すれば、特典航空券は十分に取れるようになります。

最初は難しく感じるかもしれませんが、一度成功すると一気に世界が広がります。ぜひ今回の内容を参考に、特典航空券の予約にチャレンジしてみてください。

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